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インタビュー ROLLY-5 |
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●でもますます今回ホントすばらしいんですよ。すごい、カッコいいんですよ。 フランク”N”フルターっていうのはね、難しいよ。 難しいっていうのは、スィートトランスベスタイトでは地の底からね、地面を揺るがすような迫力があるヴォーカル、そしてソフトに歌う曲もあって、「今頃何をフェイレイ・・・」のあたりはシャンソン要素も必要だ。しかも、バイオレンスと可愛い部分を同居させなければいけない、それはハードな部分だけをやるんであれば、それはアントニオ猪木を呼んでくればいいかもしれないさ、ソフトな部分だけをやるならミッチーがやるかもしれない、しかし僕には恐竜の部分と小ウサギちゃんの部分が両方共存している。その代わり僕は夏目漱石の坊ちゃんができるとは言ってないよ? これしかできないかもしれない。 つまりロッキーホラーショウというのは、それぐらい神聖なものなのね、自分の中で。しかし、今この皆さんは、そうだな・・・、僕ね、ロッキーホラー精神をもった、ロッキーホラーショウ以降もロッキーホラースピリッツを持った映画はどんどん出てきてると思うんですよ。僕が感じたのは、いろいろあるんですが、オリバーストーンの「ナチュラル・ボーン・キラーズ」、そしてティム・バートンの「マーズ・アタック」、そして最新版は「オースティン・パワーズ」や。これはみんな同じ映画やわ。違う監督だが、言わんとしてるとこは「強烈なオレの世界」。 例えば僕がロッキーホラーショウ的なモノを作るとしたら全然違うものにするね。でないとリチャード・オブライエンに対して失礼だ。僕はロッキーホラーショウ・スピリッツを受け継いで、だけどロッキーホラーショウに似てない違う作品になってるのが、「オースティン・パワーズ」だと、僕は思うね。 愛情あふれるパロディと音楽と、あくまでも音楽とオシャレなセンスと、ばかばかしいギャグ、意外と「オースティン・パワーズ」と「ナチュラルボーン・キラーズ」と「マーズ・アタック」と「ロッキーホラーショウ」の関係性に気づいた人はウチの母親ぐらいしかまだいない。(笑) |
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●最後にこの作品を観られる方にひとこといただければと思うんですが。 そうですね。作品というか・・・今からお芝居を? そうですね・・・。ぜひ、一週間くらいは禁欲してから来るべきかな。僕もね、僕大体、性欲を垂れ流しにする癖があるんだが、今お芝居中なのでオナニーは一週間に一回に控えています。その方がいいと思うな。あのなんともいえない、腰のあたりが重くなったかんじを体験していただきたい。うん。 |
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●どうもありがとうございました。 | |||
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