2000年10月に新国立劇場で上演された、宮本亜門演出の『太平洋序曲』。
同劇場初のミュージカル作品でもあるこの舞台は、当時、高松宮殿下記念世界文化賞
を受賞して来日していた作詞・作曲者でもあるスティーブン・ソンドハイム氏に絶賛され、同氏の強力な推薦によって、7月にニューヨークの「リンカーン・センター・フェスティバル」、9月にワシントン・D・C、ケネディ・センターでの「ソンドハイム・セレブレーション」に招待公演として上演されることが決定いたしました。
また米国公演に続いて、10月には新国立劇場での再演も行われることになり、演出
の宮本亜門氏、衣裳のワダエミ氏を始め、全出演者が揃っての制作発表が行われました。
スタッフ・キャスト・オーケストラなど、全て日本人の手によるミュージカルのニューヨーク上演という快挙に、宮本亜門氏も興奮気味に「これをブロードウェイ進出の足掛かりにしたい「と、意欲満々の模様で抱負を語ります。
また、出演者の面々もいささか緊張気味ながらも、興奮を抑えきれない様子。
そうした雰囲気を充分味わって頂きたく、この制作発表会見の模様を、演出家宮本亜
門氏の共同インタビューをを含め、動画と合わせて近日中にお届けいたします。
どうぞ楽しみにお待ちください。
