インタビュー
 勝村政信さん−4

勝村政信さんに聞く−4

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初めて共演する大竹さんの特徴というのは
【勝村】 化け物ですよ、あの人は。うん。

どういう風に
【勝村】 実体があって、ない、っていうか。
ちゃんと舞台の上で呼吸出来る人って少ないと思うんですけど、こういう言い方って生意気なんですけど。どんなに名前の出ていらっしゃる方でも、やっぱ様式の方向に行く人が多くて。稽古もあんまりいらないじゃないですか、正直。この前も「5日間でやります!」とか、名前は挙げませんけど。そんな5日間で2時間の芝居がどうやってできるのかなっていうのが僕は不思議でしょうがないんですけど。
そういう様式性とかも踏まえながらかな、相手がこうきても、どうにでもくるという、横綱相撲ですよね。双葉山と呼びたいですよ、僕は。

勝村政信さん
野獣にいたぶられている美女の状態ですか 勝村政信さん
【勝村】 そうかもしれませんね。ある時は逆転してるんだろうし。そういう上手い関係性が取れれば。
組み合わせでも、役でも、役者の数だけ、組み合わせの数だけ正解って出て来ると思うから、今回の中で一つの正解が出れば、それがどんどん進化していけば、面白いな、って思うし。

役の年齢は?
【勝村】 本当は10代なんでしょうね。本来は。

大竹さんが19歳だという設定だと伺ったので。 勝村政信さん
【勝村】 ははは(笑)。本当に図々しいですよね、僕らのカンパニーは、ちょっと(笑)。まあ天海さんも堤も、歳はちょっと下なだけで、両方共図々しいかな。

天海さんは14の設定だとか
【勝村】 本当は少年少女のロミオとジュリエットみたいなことなんでしょうけど。こんな年とってて済みません、本当に(笑)。

いえいえ。どうもありがとうございました。
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