野田地図「パンドラの鐘」
インタビュー
 天海祐希さん−1

天海祐希さんに聞く−1

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初めての野田さんの舞台は如何でしょうか
凄く楽しいですね。
何て言うんだろう、お芝居の表現方法とか、人間の感情とか「枠は無い」っていう事をとてもよく経験出来たという。頭では分かっている事でも、どっかしら、やっぱり表現方法とか感情の流れとかに、自分でこう枠を作っていたような気がして。
それで今までやっぱり、過ごしてきてたんだなってよく思い返すんですが、今回、その垣根をぜーんぶ取っ払ってっていうか、取っ払えているのか、ちょっとわかんないんですけど、そいういう気がして、すごく自由ですごく伸びやかで、とっても楽しい。

天海祐希さん
先程、野田さんは「天海さんには実は可愛らしいところがある、それが、なかなか今回は出てきているんじゃないか」と仰っしゃってましたが、御自分では如何でしょうか 天海祐希さん
あはははは・・・(笑ってタオルで顔を隠す)。どうでしょうね。自分ではちょっと解んないかな。

「マヌエル」「ピエタ」と、この1年でやられた舞台の作品と、御自分でも自分が違うな、と思われますか
そうですねえ・・・うん。まあ、年齢的にも違うし・・・物凄い集中してる。舞台は毎日毎日集中の連続だとは思ってるんけれども、それ以上の集中を必要とする。集中力、瞬発力、それからエネルギーと、ものすごい疲れる。なんか、こんな風に、自分では凄く毎日々々エネルギーを使ってやっるつもり、だったけれども、まだしんどいということがあるんだぁ・・・という稽古場
天海祐希さん
はじめて経験するしんどさですか
うーーん、そうですねぇ。
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