野田地図「パンドラの鐘」
インタビュー
 野田秀樹さん−1

野田秀樹さんに聞く−1

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今回は作品の舞台が長崎ということで、故郷でいらっしゃいますが、それは何か、きっかけがあったんでしょうか 野田秀樹さん
んー、ま、別にそんなにないですけど。よくダメになっていくアーティストが故郷に戻るのとは一寸違うつもりです。只、自分はそこの生まれであることは間違いないです。

古代の王国の謎のきっかけになる鐘が見つかる
はい

例えば、キルとか虎とか、そういう作品とはストーリー展開が違うんでしょうか
違うかなあ・・・違うという説もあります(笑)。何か、表面づらは非常に解りやすいストーリーだということだけど・・・実際は、やりこんでいくと、とても難しいですね。というのが、今の実感としてはあります。

こういうストーリーを考え出された、きっかけみたいなものはありますか 野田秀樹さん
えっと、きっかけは、折角2000年を迎える−−まだ、あと何ヶ月か生きとかないと駄目ですけど−−迎えられるんで、迎える所に居られる日本人であるということで、どういうものを書いてみようかな、と。ま、全然無視する手もあるんですけど、いつもの一年と変わらないという考え方もあるでしょうし、ただ、何か、良く雑誌なんかで20世紀末の特集とかいう、そんなふうじゃないところで、もっときっちり一番書いておきたいもの、という感じですね。

昔のというのは、以前の「桜の森」なんか、あるいは國つくりの部分に、そういうところに繋がっていくような感じですか
そうですね、それは。
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