12月7日より吸血鬼の青年と人間の少女の恋物語『銀のキス』を公演する“Studio
Life”の劇団員たちが、その上演を記念して、池袋東口サンシャイン60通り入り口にある、池袋献血ルーム「ぷらっと」前で、秋の献血キャンペーンに協力したパフォーマンスを行い、併せてチラシを配って道行く人々に献血を呼びかけました。
アネット・カーティス・クラウス作の『銀のキス』は、現代のアメリカを舞台に孤独な少女と美しい吸血鬼の青年の出会いと別れを綴った美しい物語で、全米図書館協議会“ベストブック・フォー・ヤングアダルト”、“カリフォルニア・ヤングリーダー賞”“サウスカロナイナ・ヤングアダルトブック賞”など数々の賞を受賞した名作。
これまで、『DRACULA』『ヴァンパイア・レジェンド』と吸血鬼を題材にした舞台を上演してきたStudio Lifeの「血の伝説シリーズ」第三弾公演となります。
この日のキャンペーンに参加したのは、『銀のキス』で吸血鬼サイモンを演じる曽世海児、山本芳樹、少女ゾーイ役の舟見和利、松本慎也、そして三上俊ほか20名の劇団員たち。
ドラキュラ伯爵、血の一族の奥様、メイド、血を吸われる青年に扮してのパフォーマンスに、歩行者天国の行われている献血ルーム前を通り掛かった人たちも足を止めて見入ります。
劇団員たちは、10時半から14時まで献血を呼びかけるチラシを配布して協力を呼びかけたほか、献血ルーム「ぷらっと」並びに「い〜すと」で献血に協力していただいた方に劇団員からのプレゼントが贈られたり、ルーム内のテレビでは“Studio
Life”のこれまでの公演ビデオが流されるなど、Studio Lifeと東京都赤十字血液センターの協力で行われた様々なキャンペーンは注目を集め、大いにその成果を挙げていました。
「生まれた時から死ぬことが運命付けられているのが人間であり、この世に死があるからこそ、今を生きることの大切さがある。」として、人間の持つ生の葛藤と、その葛藤を失ってしまった吸血鬼の哀しみ、孤独感に惹かれて、これまで二つの吸血鬼物語を演出してきた倉田淳氏と、Studio
Lifeの男優陣が創り出す、現代アメリカを舞台にした新たな吸血鬼伝説。
果たしてどのような舞台に仕上げてくれるのか、ファンならずとも大いに期待したい作品です。
なお、Studio Life公演『銀のキス』は、Wキャストでの公演となります。また、終演後にトークショーが設けられている回もありますので、詳細は下記の劇団公式サイトでご確認ください。
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