銭形 海！　現役女子高生にして刑事！
　 いかなる時も現場に走り、IQ180の推理力で謎を解く
　 しかし彼女が刑事であることは誰も知らない！！

　2002年にBS-iで放送が開始され、現在では7月7日からは第6シリーズとなる「ケータイ刑事 銭形海」が放映されているテレビドラマシリーズ「ケータイ刑事 銭形シリーズ」。
　 これまでテレビシリーズの他に、2006年には劇場版作品「ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状」、2007年には劇場版作品第2弾「ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森」が公開されるなど、マルチなメディアへ展開を行い、幅広いファンの支持を得ています。

　また、主演した女優が、初代：宮崎あおい、2代目：堀北真希、3代目：黒川芽以、4代目：夏帆、とその後に映画やドラマでブレイクしている事から、若手女優の登竜門とも言われて、多くの方面から注目されているドラマです。

　その「ケータイ刑事 銭形シリーズ」が、ついに舞台版となって登場、現在放送中の第6シリーズ「ケータイ刑事 銭形海」が主要キャストもそのままに赤坂グランベルホテル内に在る赤坂レッドシアターで幕を開け、29日まで同所で上演されています。

　テレビと同様に主演の銭形海を演じる大政絢さんは、
　 「私はドラマでも初主演をさせていただき、今度は舞台ということで凄く不安が大きかったのですけれど、稽古を重ねて行く内に凄く楽しくなってきて、今は楽しさでいっぱいです。」と度胸の良いところを見せます。

　脇を固める舞台経験豊富な共演者も「1時間30分くらいの間に面白さが集約されていて、とても楽しい舞台になっています。脚本がとっても楽しいので、出演者みんなが非常に楽しんで演っています。」（草刈正雄さん）
　 「僕は舞台出身なので、普段も舞台が多いのですが、今回のようにお客さまを巻き込んでの舞台というのは経験したことが無いので、とても楽しいし、今回はチームワークが凄く良いので凄く楽しいです。」（大堀こういちさん）
　 と、充実した稽古をこなしてきたようです。

　とは言え、テレビと舞台では様々な違いが有る事も事実のようで、
　 「一番困っているのは逆立ちですね（笑）。ドラマでは必ず逆立ちして登場するんですけれども、今回はナマで逆立ちしますので、見てのお楽しみということで頑張っています。」と大堀さんが言えば、大政さんも「やっぱり、立ち位置とかが全部決まっているし、1時間半のセリフも全部覚えて、と、一つ一つを確認するのが大変ですけれど、スタッフの方や共演者の方に色々と教えていただいて、凄くいい経験をしているな、と思っています。」と語りますが、大政さんの吸収力、適応力は周囲が驚くほどだとか。

　「お客様との距離も近いので、お客様と一緒に楽しんでいけたらいいな、と思っています。」と語る新たな舞台女優の誕生は、新鮮な驚きと感動を観客に与えそうです。

　また、今回の公演ではスペシャルゲストとして、毎公演ごとに日替わりでゲストが登場。このスペシャルゲストがどういう関わり方をするか、そして日々違うゲストのアドリブに出演者がどう反応し対応して行くのか。これも大きな楽しみの一つ。
　 特に最終日の29日には、第5シリーズで銭形雷役を務めた小出早織が登場、新旧の顔合わせにも期待が持てます。

　そして、もう一つの目玉と関係者が語るのが、大政絢の歌。もちろん録音ではなくナマでの歌唱で、「カラオケは好きで、普段はaikoさんなどのバラード系を歌っていますが、、人前で歌った経験はないし、ダンスも一緒にやっているので大変ですが、今は人の前で歌う楽しさを感じています。」と語る彼女の歌は文字通りの必聴モノと言えるでしょう。

　赤坂レッドシアターで連続殺人事件が起こる！！

　　観客が容疑者か？
　　　 体験型推理劇！！
　　　　 遂に赤坂上陸

　実験的とも言えるドラマ作りで、ＢＳ−ｉで大ヒットしたドラマが舞台化。今回の事件の目撃者となれる時間は、あと僅かです。