つかこうへいさん主催「大分市つかこうへい劇団」が12月17日(日)熱海殺人事件の最新版『蛍が帰ってくる日』をもって5年間の活動を終えました。
1995年10月、演劇の東京一極集中に対し、地方からの発信を目指し、大分市つかこうへい劇団を旗揚げし、役者のオーディションから稽古まで大分市でおこなっていた。同劇団は、国内34年で112回公演を行い、1999年4月には韓国・ソウルにて初の日本語公演を行い、韓国における日本語ならびに日本文化開放の先駆けともなっていた。
17日の公演終了後、大分市長とつか氏と会見を行い、解散理由として、つか氏の個人的事情と、オーディションの受験者の顔ぶれが固定化し、東京などからの入団希望者が増え大分市への礼儀を欠くことになるとのこと。
大分市は、同劇団に対し、毎年約3000万円の運営助成金を支出していた。