1993年、ロンドン郊外の田舎町ザウォーターミルに有る、ステファン・ジョセフという客席数２００の小さな劇場で、その産声を上げたミュージカル『ＨＯＮＫ！（ホンク！）』。
　その後、アメリカ・イギリスで上演を重ね、1999年〜2000年のロンドン・ナショナルシアターでの上演でローレンスオリヴィエ賞最優秀新作ミュージカル賞を受賞。現在では米英両国でのツアーを始め、イスラエル・デンマーク・シカゴでロングラン中であり、ハリウッドでの映画化も決定したというこの作品が、いよいよ日本でも幕を開けます。

　アンデルセンの童話「みにくいアヒルの子」をベースに、より内容を膨らませて大人から子供まで楽しめるこのミュージカルに出演するのは、鳳蘭、川崎麻世、深沢敦といった実力派、そして今回が初舞台となる桑名正博＆アン・ルイスの長男、美勇士がみにくいアヒルの子「アグリィ」を務めます。

その他、15人のキャストが35の役を演じるという『ＨＯＮＫ！』。２月４日に稽古場で制作発表が行われました。その模様を動画を交えてお伝えするほか、公演の詳細を近日中に特集としてお届けいたしますので、どうぞお楽しみにお待ちください。