アット・ニフティ シアターフォーラム
 3・4月芸術座公演 森光子主演『放浪記』製作発表

1961年(昭和36年)の初演以来、40年間で1512回の上演を重ねた、現代演劇の一大傑作『放浪記』
作家・林芙美子の半生を描いた菊田一夫氏の脚本によるこの作品は、主演の森光子さんの代表作となり、さらに昭和56年の三木のり平氏の潤色・演出で、その評価が一層高まり、その後も度々再演を重ねて今日に至っています。
今回は2年半ぶりに3月・4月の芸術座で上演となりますが、その製作発表が2月21日、都内にて行われました。


初演以来、出演し続けている森光子さん、小鹿番さん、約半分の公演に出演している米倉斉加年さん、奈良岡朋子さん、3度目の出演となる藤谷美紀さん、そして今回が初出演の大出俊さん、とそれぞれがこの舞台に対する意気込みや思い出を語り、また「常に新しい姿勢で臨んでいる」という、森さんの言葉に皆がうなずきます。


今回注目を浴びたのは、森さんが持参した初演時の台本。「これだけは大事に家に置いてある」と森さんが語られるその本はあちらこちらが補修されていて、その苦労の跡が偲ばれます。
体力・精神力とが続く限り、再演していきたいと語る森さん。21世紀もまだまだ観られるとは言え、先ずは今回の公演を観ておきたいものです。

期間:
2002年3月3日(日)〜4月30日(火)
会場:
芸術座
料金:
A席:13,000円 B席:6,000円
予約:
03-3201-7777
問合せ先:
03-3591-2333 芸術座
   

個人情報ポリシー
Copyright(c) @nifty Theater forum 1999-2004 All Rights Reserved
アット・ニフティトップページへ
シアターフォーラム トップページ
掲示板 公演情報 back
next