平成2年(1990年)以来、12年ぶりの再演となる、芸術座5・6月特別公演、佐藤愛子=原作、石井君子=脚本、石井ふく子=演出、『夕やけ小やけでまだ日は暮れぬ』の顔寄せが8日に都内の稽古場で行われ、主演の京マチ子さんを始め、赤木春恵さん、三浦布美子さん、井上順さんら出演者とスタッフが勢揃いいたしました。
「初演時には、原作のあまりの赤裸々なやりとりに舞台化が不安であったが、脚本と演出に女性を起用することで良い作品に仕上がった」(プロデューサー談)という、この作品ですが、高齢化がさらに進んだ今、元気あふれる老人たちが繰り広げる、人情味たっぷりの人間喜劇は、改めて話題を呼ぶパワー溢れる舞台となりそうです。
特に、初演時にも大爆笑を呼んだ、未亡人で余生を静かに暮らしたい主人公松子(京マチ子)と、化粧も派手でかつ男好きの松丸センセ(赤木春恵)のやり取りは、今回も健在で、また客席を大いに沸かすに違いありません。

この顔寄せの模様は、公演の詳細と共に近日中に掲載する予定にしております。
夕焼け小やけでまだ日は暮れぬ
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公演期間:
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2002年5月4日(土)〜6月30日(日) |
会場:
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芸術座 |
料金:
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A席:12,000円 B席:4,500円 |
問合せ先:
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03-3591-2333 芸術座 |