メグ・ライアン主演で大ヒットした映画『恋人たちの予感』が世界で初めて舞台化され、７月２６日（金）に東京・渋谷のシアターコクーンにて初日を迎えます。
その初日を前に、この作品の原作者であり、脚本家・映画監督（「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メイル」）でもある、ノーラ・エフロンさんが来日、主演の木村佳乃さん、別所哲也さんと揃っての記者会見と、公開舞台稽古が同劇場で行われました。

今回、舞台化にあたって様々なアドバイスを送ったノーラ・エフロンさんは、すっかり主演の二人が気に入った様子で、「二人のことはインターネットで見て知っていた。この公演が好評で、ニューヨークでも上演できるようになって欲しい」とエールを送ります。

サリー役の木村佳乃さんは、「サリーには凄く共感します。一切の妥協をせずに本物の恋人・愛の本質を求める一生懸命な姿は、日本人の私にも理解できますし、観に来てくださる方にも絶対共感してもらえると思います」と、舞台の出来映えに自信の様子。

また、相手役となるハリーを演じる別所哲也さんは、「ハリーは理屈ぽいし、あまり男は恋愛の話はしないものだけれど、これは素直に恋愛を語りたくなる作品なので、是非男性の方にも観に来て欲しい」と、やさしい笑顔で語ります。

「時代・国境を越えたメッセージがある」と二人が語るこの作品。映画にはない新たな人物を登場させるなど、「決して映画をなぞるのではなくて、別の『恋人たちの予感』が出来た」との言葉通り、映画を見た人も、未だ見ていない人も、それぞれに楽しめる舞台となりそうです。

暑い夏の盛り、爽やかな体験をしに、劇場へ足を運ばれてはいかがでしょうか。

公演詳細＞『恋人たちの予感』