
『てるてる坊主の照子さん』は、今年の4月まで東京新聞他4紙に連載され、先月には単行本が出版されて好評な売れ行きを見せている、なかにし礼さんの小説をいち早く舞台化するものです。この小説はなかにし礼さんの夫人でもある、いしだあゆみさんのご家族をモデルにしたもので、昭和30年代に、明るさとバイタリティーと愛情で、一家を明るくし、そのエネルギーで子供の夢を叶えていく妻、そしてお互いに影響しながら可能性を広げていく一家を描いたサクセスストーリーでもあります。
主人公の照子さんは、生まれた日も、お宮参りや誕生日、入学式などお祝いの日には必ず雨が降る、というジンクスの持ち主。そのジンクス通り、製作発表の16日も秋雨が降る中での会見となって、「縁起が良い」との声も聞かれました。
今回、演出としても参加するなかにし礼さんは「この舞台を観て、一人でも多くの人が夢に向かって進んで叶えて欲しいと思います。僕は家族と言うものを戦後味わわないで生きてきたので、結婚相手の家族がうらやましくて、家族のユートピアのようなものをずっと感じていて、羨ましい思いがこの作品を書くそもそものきっかけになったのだと思っています。」と語り、この作品への深い思いを感じさせました。
出演は、照子さん役に佐久間良子さん。その夫の春男には江守徹さん。
子供たちの四人姉妹は、宮崎優子さん、南野陽子さん、星奈優里さん、小此木麻里さんが演じます。
公演は |
10月2日(水)より28日(月)まで、東京有楽町・帝国劇場
11月1日(火)より25日(月)まで、名古屋伏見・御園座 |
ご予約は |
帝国劇場: |
東宝テレザーブ 03(3201)7777【発売中】 |
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御園座 : |
テレシートみその 052(222)1481【9月25日より11月1〜12日分】
【9月27日より11月14〜25日分】
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なお、この会見の模様と公演の詳細を、近日中に掲載の予定です。
どうぞ、楽しみにお待ちください。