「大切な行事の日には必ず雨が降る」という不思議なジンクスを持つ女性、岩田照子さんを主人公にした舞台『てるてる坊主の照子さん』の舞台稽古が、その設定に違わず「戦後最大級」と称される台風２１号が関東に上陸する、という中で行われました。

　舞台稽古に先だって行われた会見で、原作・演出のなかにし礼さんは「文章の世界がお芝居になって大変楽しい稽古をしました。今は家族の時代。是非この芝居を観て、家に帰って家族のありがたさを噛み締めてもらいたい」」と、家族の絆をテーマにした作品の仕上がりに、自信の様子。

　演じる佐久間良子さんも江守徹さんも今までに無い役柄ということで、「とにかく楽しいです。若い方も中年の方も、昔のことを思い出せる舞台です」「日本が今不景気だが、この戦後の一番活気のあった時代を取り戻したい。その時代のオーラを感じて欲しい」と、息の合った夫婦役で、それぞれに今回の舞台を楽しみにしているようでした。

　暗い話題も多い昨今、「元気の出る、明るい舞台」「明るい、あったかい家族」を観に出かけられてはいかがでしょうか
　

　公演は　１０月２日（水）より２８日（月）まで、東京有楽町・帝国劇場
　　　　　１１月１日（火）より２５日（月）まで、名古屋伏見・御園座

ご予約は

帝国劇場： 東宝テレザーブ　　03(3201)7777
御園座　： テレシートみその　052(222)1481

なお、この会見の模様と公演の詳細を、近日中に掲載の予定です。
どうぞ、楽しみにお待ちください。