宝塚、歌舞伎、文楽等をはじめとする各種演劇・古典芸能の幅広い鑑賞歴と、邦楽・邦舞における自らの舞台経験を基に、ＴＶ司会・劇評などで活動の傍ら、「彩の会」を主宰する京極彩子さん。

平成６年より「京極彩子トークショー」として、片岡仁左衛門、吉田蓑助など幅広いジャンルの演者をゲストに迎え、その魅力を伝えてきた彼女が、この度トークショーよりも更に親密感のある空間で、各芸能を育んだ背景も含めて、舞台に関わる全てをお客様と共に探求する事を目指し、新しい催し「京極彩子トークサロン」をスタートさせることになりました。

１１月９日に開かれる第一回では、昼の部が『劇評を語る会「歌舞伎　2002年　年間ベストワンを選ぶ」』と題して、会場に全国主要劇場の各月のプログラムを揃え、参加者の投票により本年（１１月まで）のベストワンの舞台を選ぶと共に、その投票理由をインタビューで伺うという試み。（投票のみ・他の参加者の意見を聞くのみ、の参加も可能）
また、投票・インタビューの終了後には夜の部のゲスト、岡崎哲也氏と参加者のフリートークが特別に行われたり、これから上演される舞台やＴＶ中継を紹介するコーナー「彩子のおススメ」などの、多彩なプログラムが用意されています。

夜の部では『松竹演劇プロデューサーの語る「歌舞伎の初日が開くまで」』として、松竹第一演劇製作室長の岡崎哲也氏に、役者の素顔なども交えて様々なエピソードを伺います。また、質問コーナーなどがあったり、昼の部でベストワンに選ばれた舞台のお話も伺えるなど、小空間ならではのひとときが味わえることでしょう。

　京極彩子トークサロン　第一回

日時：	平成１４年１１月９日（土）　昼の部＝午後３時　／　夜の部＝午後６時
会場：	アイビーホール青学会館（地下鉄・表参道駅　徒歩５分）
料金：	（彩の会会員）昼の部＝２，３００円（コーヒー又は紅茶付き） 夜の部＝３，０００円 昼・夜通し券＝４，５００円 ※会員以外のビジター参加も可能です。

　詳細は「彩の会」 （０３）３４０９−０３９８ までお問い合わせください。