アット・ニフティ シアターフォーラム
 ホラーの傑作ふたたび!! 『人間風車』製作発表
 1997年、遊気舎により初演、その後2000年にパルコ・リコモーション提携公演として再演され、満員の観客を動員した、後藤ひろひと作『人間風車』

 このファンタジック・ホラーの傑作が、2003年1月に再びPARCO劇場で上演されることとなり、作:後藤ひろひと氏、演出:G2氏を始め、出演者が勢揃いしての製作発表会見が行われました。

 今回の上演に対し、後藤さんは「こうして何度も上演されるとは思わなかったが、自分でも好きな作品です。前回の公演でもお客さんに何らかの影響を与えることが出来たのが楽しかったので、今回も一生忘れられない作品になると思う。」と、作品の魅力を語ります。
 再演に続いての演出となるG2さんは「20%くらい台本を書き換えて前回とは全然違う作品になります。これは情熱を打ちこむに値する台本だし、永作さんの毒のある部分を引き出して、毒だらけの作品にしたい。」と、既に演出プランも固まっている模様。

 また、今回の再演ではキャストを一新、前回、生瀬勝久さんが演じた売れない童話作家・平川を入江雅人さん、斉藤由貴さんが演じた多面性を持つ女優・アキラを永作博美さん、アキラの弟サムは阿部サダヲさんから変わって、河原雅彦さんが演じます。

 その永作さんは「ホラー演劇は始めてで、非常に楽しみです。大勢で作り上げていく舞台ですし、台本を初めて読ませていただいた時のドキドキした気持ちを千秋楽まで持っていたい。」と、左右の出演者を見回して頼もしげな様子。

 入江さんは「このメンバーで傑作となるように一丸となって頑張ります。観終わった方に優しい気持ちになって欲しいし、優しい気持ちになれるように優しい感じで演れたらと思います。」と抱負を語りますが、それを受けて河原さんが「僕は険しい気持ちになるように、逆のベクトルで行きます。」と早くも毒を含んだコメント。


 一癖も二癖もあるキャストが揃ったこの舞台。前回を上回る笑い、恐怖そして感動のエンターテインメントが詰まった空間が新春の劇場に出現することでしょう。

 公演は 1月7日(火)〜26日(日)/東京・PARCO劇場
2月19日(水)〜22日(日)/大阪・シアター・ドラマシティ
 また、名古屋・仙台・相模大野でも公演が行われます。

 お問合せは 東京:パルコ劇場
大阪:キョードー大阪
 03-3477-5858
 06-6233-8888  まで

 なお、公演の詳細、ならびに製作発表の模様は動画を交えて特集として製作の予定です。


後藤ひろひと、山内圭哉、橋本さとし、中山祐一朗、宮吉康夫、高木珠里、岩橋道子、三鴨絵里子、岩舞蛛A川原田樹(敬称略、後列左より)
山西惇、入江雅人、永作博美、河原雅彦、宇梶剛士(敬称略、前列左より)

   

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