現在、帝国劇場で上演中のウィーン・ミュージカル『モーツァルト！』
そのタイトルロール、ヴォルフガング・モーツァルト役を演じている中川晃教さん（井上芳雄さんとＷキャスト）が、このたび、平成１４年度芸術祭賞演劇部門新人賞を受賞し（受賞対象は１０月の日生劇場公演）、１７日に喜びの記者会見が行われました。

初舞台での受賞に中川さんは、「舞台は初挑戦で『一生懸命やろう』という気持ちが大きかったものですから、毎日の公演に頭が一杯で、こうした賞が有ると言う事自体知らなかったんです。新人賞を取ったといわれて、先ず頭に浮かんだのは「ああ、そういう賞が有ったんだ」ということでした。思っても見なかったことなので、喜びも倍増です。」と嬉しさを隠し切れない様子。

「今回受賞できたのは、自分自身が音楽という部分から演劇にアプローチ出来た事が評価に繋がったのだと思います。これからも音楽活動を軸として、そこから他ジャンルにアプローチしたい。」と更なる今後の抱負を語ります。

残り少なくなった公演にも「たくさん食べてたくさん寝るのが体調維持の基本と心掛けています。体調に気をつけて、残りのステージを悔いのないように楽しくやっていきたい。」と意欲を燃やす中川さん。

また、新たなミュージカル・スターの誕生と言えそうです。

ミュージカル『モーツァルト！』公演は２９日（日）まで、有楽町・帝国劇場にて。
お問い合わせは、帝国劇場　03-3213-7221 まで

記者会見と公演の模様（RealPlayer)

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