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 笑いと恐怖、そして感動。『人間風車』舞台稽古


入江雅人さん、永作博美さん、河原雅人さん(左より)


子供たちに童話を話して聞かせる平川(入江)

女優アキラ(永作)
平川(入江)の童話を楽しみにしているサム(河原雅人)

 1998年の第1弾作品『こどもの一生』以来、2000年『人間風車』、2002年『ダブリンの鐘つきカビ人間』と、いずれも2万人を越える観客動員の話題作を上演してきた「パルコ・リコモーション提携公演」。

 その第4弾として、後藤ひろひと=演出、G2=演出というヒットコンビによる『人間風車』が、1月7日からの渋谷・パルコ劇場を皮切りに、名古屋、仙台、相模大野、大阪で上演されますが、その初日を前に、舞台稽古と出演者の会見が6日にパルコ劇場で行われました。

 舞台稽古終了後に開かれたインタビューで、物語の核となる女優アキラを演じる永作博美さんは「皆さんに観ていただけるのが楽しみです。」と初日が待ちきれない様子。劇中では、剣を使った決闘の場面や、プロレスの技を使う場面も有り「ヘッドロックの練習もしました」と笑顔で語ります。

 物語のもう一方の核、売れない童話作家の平川を演じる入江雅人さんも「早く始まって欲しいというワクワク感で一杯」と腕を撫します。また、物語のカギを握るアキラの弟サム役の河原雅人さんは、初日前の感想を「何とも無い。緊張も無い」と余裕の表情。「段取りが大変で、きちんとこなせると気分が良い」と独特の笑顔で語ります。

 こうした出演者たちを前に、演出のG2さんは「後半は、この三人の役者に集約されていきます。お客さんの想像力を要求する舞台なので、如何に作品に引きずられていくかを楽しんで欲しい。」と、手応え充分のコメント。

 「(稽古の)出来は良かった」と口を揃える三人。

 『ハリー・ポッター』や『指輪物語』などファンタジーが注目を集めている昨今、さらにグレードアップした「笑いと恐怖、そして感動。」のファンタジー・ホラーの世界が展開されそうです。

 東京公演は1月7日(火)〜26日(日)
 渋谷:PARCO劇場
 お問合せ:パルコ劇場 03-3477-5858

 大阪公演は2月19日(水)〜23日(日)
 茶屋町:シアター・ドラマシティ
 お問合せ:キョードー大阪 06-6233-8888

 その他の公演等の詳細は、特集ページをご覧ください





   

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