「8月の新宿コマ劇場はディスコになる!」
1977年、ジョン・トラボルタ主演で公開されて大ヒット、ディスコ・ブームの火付け役となった映画「サタデー・ナイト・フィーバー」。
ビージーズによる数々のヒット・ナンバーでも知られるこの映画が舞台化されて、8月2日より新宿コマ劇場で上演されることとなり、その最終オーディションが公開されました。
会場となった新宿シアターアプルには、2000人の応募者の中から書類選考、一次選考を経て勝ち残った約80人が集結。ダンス・プロデューサーのパパイヤ鈴木さん、振付の南流石さん、音楽の玉麻尚一さんらが見守る中で、課題曲の「ステイン・アライブ」を15分程度の振り移しの後に5人づつで踊ります。
その後、歌唱審査を経て、最終的に出演する男女各20人ほどが決定する予定であるとのこと。
今回のオーディションについて、パパイヤ鈴木さんは「プロだけではない身近な感じを出したいので、普段ミュージカルに出ているダンサーだけではなく、ストリート・ダンサーや一般の人を含め、年齢制限も無しで集まって貰いました。客席・ステージの枠を越えて楽しめる舞台で、8月のコマ劇場はディスコになります。」と早くも手ごたえを感じている様子。
今回の公演ではアルゼンチン・タンゴやソウルダンスの振付には、各々の第一人者を招くということで、「メンバーが決まったら皆で練習をしたい。練習をしてリハーサルを経ていく中で、チームとして仲間としてひとつのミュージカルを創っていきます。僕も新しいステップを勉強して、これからのダンサーとしての仕事で財産にしたい」と、新しいミュージカル創りに意欲満々のパパイヤ鈴木さん。
出演者は、映画でジョン・トラボルタが演じたトニー役に大澄賢也さん、カレン・ゴーニーが演じた年上の女性ステファニー役に純名りささん、トニーのダンスパートナー、アネット役にシルビア・グラブさんの他、ミッキー・カーチスさん(トニーの父)、安崎求さん(トニーの兄)が既に決定しているそうです。
あのメロディーが、あのステップが、あの熱狂が、今年の夏に蘇ります。
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