役所広司

永作博美

國村　隼

原作・脚本：野沢　尚

演出：宮田慶子

音楽：岩代太郎

この『ふたたびの恋』は、映画・テレビの脚本家として、また小説家としても活躍している野沢尚さんの10年ぶりの舞台書き下ろし作品であり、時は2003年2月、場所はシーズンオフの沖縄にあるホテルのバー、登場人物は脚本家・シナリオライター・バーテンダーの3人のみという設定。

かつての有名脚本家を演じる役所広司さんは「毎年、舞台を演りたい、演らなければと思いながら7年が経ってしまいました。今からドキドキしていますが、大好きなスタッフと創るお芝居が楽しみです。劇場を出るお客さまが「人に優しくしたい」と思いながら出ていって欲しいので、頑張りたい。」と、自身、縁の深いパルコ劇場での公演に力が入ります。

売れっ子ライター役の永作博美さんは「素敵な脚本（ホン）だというのは、最初に読んだ時に進み方が違いました。この間読み合わせをしたら、中途半端な大人が3人と言う感じで、それが甘酸っぱい、爽やかな大人の芝居だと感じました。帰りにはきっと「恋っていいな」という感じで、帰っていただける作品だと思います」と、既に手応えを掴んでいる様子。このお二人は、最近まで映画「ドッペルゲンガー」で共演されていたそうで、既にお互いの呼吸は解かっている、という雰囲気が漂います。

さらに、謎のバーテーンダーを演じる國村隼さん。「「役者が自由になれる場所は舞台だ」と言いますが、その通りでもあり、一番恐い場所でもあります。それに臆していましたが、今回縁があったので、自由になれるように頑張りたい。」と、こちらは久しぶりの舞台出演に、少し緊張の様子。

演出は読売演劇大賞・最優秀演出家賞を受賞し、今最も忙しい演出家の一人・宮田慶子。音楽は、こちらも幅広いジャンルで活躍している岩代太郎のオリジナルで、6月にはＣＤも発売となります。

公演の詳細、ならびに記者会見の模様は、近日中に動画を含めた特集として掲載の予定です。どうぞ、楽しみにお待ちください。

パルコ劇場ＨＰ

ＢＢ＠ｎｉｆｔｙ初代大統領役所広司の宣言　

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