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陣内孝則プロデュース 『伝説のエンターティナー・陣内孝次郎の肖像』製作発表

陣内孝則、佐藤江梨子


竹下宏太郎、後藤ひろひと


ゴーグルエース(演奏)

 ロック・シンガーとして、俳優として、そして最近では映画「ROCKERS」の監督としてマルチな才能を発揮している陣内孝則さんが、初めて舞台をプロデュースすることとなり、その製作発表会見が、18日に銀座・博品館劇場で行われました。

 今回のステージ『伝説のエンターティナー・陣内孝次郎の肖像』は、昭和初期に芸能の様々なジャンルで名作を生み出した陣内孝次郎という架空のマルチ・クリエーターの残した軌跡を、その孫である陣内孝則さんが思い出を語りながら、その作品を再現していくというスタイルで、作・演出には『ダブリンの鐘つきカビ人間』『人間風車』など作品で人気の高い後藤ひろひと氏を迎えます。

 「まだ、後藤氏の脚本(ホン)が出来ていないので、何も解からない」と言いながら、トーク、コント、ダンス、ショートフィルム、バンド演奏、さらに陣内孝次郎に影響を受けた著名人のインタビュー・ビデオの上映もあるなど、アイデア満載の「ヤラセ」ライブ・ドキュメントが繰り広げられます。
 共演は、後藤ひろひとさんを始め、グラビアからTV・映画などに活躍の場を広げる佐藤江梨子さん、振付師から俳優になった竹下宏太郎さん。そして演奏は映画「ROCKERS」にも出演したゴーグルエース。

 会見に臨んだ陣内さんは「20年前にこの劇場で『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に出演してから、俳優としての道が開けました。20年以上俳優を続けてきて、これからは役を授かるだけではなくて、自分から仕掛けてもいきたいし、自分の発想で意欲的に取り組んでいきたい。この舞台も出来るだけシリーズ化してしてムーブメントにしたい・・・でも評判が悪かったらすぐ撤退します。」など、ハイテンションで語りまくります。

 その横で「香港映画と同じで、内容が漏れるのを防ぐため、一切台本は渡していない」とうそぶく後藤氏。
 また、本公演ではチラシにも趣向がこらされていて、厚紙製で4枚綴りというシロモノ。その出来栄えは是非、劇場でお手に取ってお確かめください。

 「ウソ」が持つ、いかがわしく、怪しげで、しかし魅力的な雰囲気の世界が果たしてどのように展開されていくのか。ファンならずとも楽しみな公演です。

公演は5月20日(火)から25日(日)まで、東京・銀座 博品館劇場にて
チケットは、ネルケプランニング(03-5469-5280)、博品館1F TICKET PARK(03-3571-1003)ほかにて発売中
お問い合わせは、ネルケプランニング 03-5469-5280  まで


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