シアターフォーラム    
シアターフォーラム 新宿コマで初座長。氷川きよし『草笛の音次郎』制作発表

 2000年2月、デビュー曲「箱根八里の半次郎」が大ヒットして以来、その恵まれた歌唱力と爽やかな笑顔で抜群の人気を誇る歌手の氷川きよしさんが、デビュー3年目にして新宿コマ劇場で初座長公演『草笛の音次郎』を公演することとなり、その制作発表会見が行われました。

 この『草笛の音次郎』は直木賞作家・山本一力氏の小説を原作とし、江戸の賭場で働く若者が親分の名代で佐倉の香取神社へ一人旅をするはめになるというストーリー。百両もの大金を懐に、生まれて初めて江戸を離れる若者は、旅の先々で騒動に巻き込まれていきます。
 共演者には、音次郎の母親・およしに三浦布美子、旅先で出会う隠居に江原真二郎、だんご汁屋のばあさんに正司照枝、親分・芳三郎に田口計など、ベテランの面々が顔を揃え、初座長の氷川さんを盛り立てて“平成の時代劇”を創り上げます。

 会見で氷川さんは「先日、名古屋でやって(7月1日〜25日・中日劇場)、お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広いお客さまに来ていただきました。楽しい空間で、ナマの芝居を観ていただいている方へ「親やおばあちゃんを大事にしなければならないという気持ちが伝わったら良いな」と一生懸命演りました。お芝居も楽しく、自分らしく自然体で演じました。」と語り、とても良い感触を得た様子。
 劇中では、渡世人の主人公をかつらを用いずに地毛で演じるそうで、「コマの大舞台でも、スケール大きくのびのびと、精一杯自分が出るように演らせていただきたい。」と腕を撫します。

 その新宿コマ劇場へは以前に事務所の先輩の舞台を観に行ったこともあるそうで「座長公演は10年後の夢と思っていましたので、3年目で、素晴らしい、伝統有るコマ劇場で演って良いのかと言う気持ちで一杯です。」と、憧れの大舞台には思いも一入。
 自身のモットーは「一回、一回を燃焼し尽くしたい。」だそうで、1ヶ月に渡る長期公演への健康管理も「良く食って、良く寝る。他には特に無いです。」と、その若さで乗り切る心構えのようです。

 また、第2部は「氷川きよしコンサート in 新宿コマ劇場」として、自身のヒット曲の他、通常のコンサートでは歌わない歌や、ダンス、トークなどが満載のショーが行われます。




ちらし 表ちらし 裏

公演は10月2日(木)〜28日(火)
  東京・新宿コマ劇場にて。
 一般前売・電話予約は9月1日より
 コマ・スタジアム 03(3220)2213 ほか

 コマ劇場公式サイト 
 氷川きよしサイト(コロンビア) 

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