1972年「恋する季節」でデビュー。そのエネルギッシュな歌唱とアクションでトップアイドルとなり、「新・御三家」の一人と呼ばれた西城秀樹。
1972年、ロックバンド「ファニー・カンパニー」のギター、リードヴォーカルとしてデビューし、その後のソロ活動でもヒット曲を飛ばした桑名正博。
1970年「もう恋なのか」でデビュー。翌年「空に太陽がある限り」の大ヒット以来、スターとして人気を博している錦野旦。
70年代の日本のポップシーンに大きな足跡を残したこの3人が、70年代に一世を風靡したロックグループの歌手役として出演し、劇中で自らのヒット曲を始めとする様々なナンバーを歌うというミュージカル『伝説のステージ FOREVER'70s〜青春〜
』が9月1日、東京・新宿コマ劇場で幕を開けました。
20数年前、青春のシンボルとして活躍したロックグループ“ライズサン”
突然解散した彼ら。メンバーの城卓也(桑名正博)は今はスタジオミュージシャンとなり、一条アキラ(錦野旦)は「スター」と呼ばれる人気歌手に、そして残る一人、桐島ユウキ(西城秀樹)は過去の記憶を失っていたのでした。
彼らの歌に憧れて歌手を目指す若者ミノル(山崎裕太)は、今は一条の付き人をしていますが、何とかしてもう一度ユウキの歌が聞きたい、“ライズサン”が復活して欲しいと願っています。そしてその気持ちは、今ユウキの世話をしているマリア(麻乃佳世)も同じでした。二人の熱意は音楽事務所のマネージャー武田花子(宮川花子)を始め、回りを巻き込み、そしてひょんなことからミノルは桐島ユウキとして歌を歌うことになります。
卓也、一条、ユウキ、ミノル、マリア、花子・・・ それぞれの思いが交錯する中、果たして伝説のステージは復活するのでしょうか。
出演は他に、70年代のアイドルグループ“チェリーズ”のメンバーで、現在はそれぞれの生活を送る2人に平みち・朝香じゅん。
さらに、歌手役として久城彬、ダンサーとして詩乃優花を始め、舵一晴・多彩しゅん・美城まり・二葉かれん・瑠菜まり・原美笛・夢咲みのりなど宝塚OGが華を添えます。
劇中では、70年代に青春を送った方々には懐かしく、若い人達には新鮮に響くサウンドの数々に加え、“Dear
My Friend”(桑名正博)“Latain Lover”(錦野旦)“粗大ゴミじゃねえ”(西城秀樹)などの新曲も披露されるなど、「歌」の持つパワーに満ち溢れたこのステージ。
熱い「時代」と「想い」を胸に蘇らせてみませんか。
公演は
2003年9月1日→13日
新宿コマ劇場 電話予約:03-3200-2213
2003年9月17日→28日
梅田コマ劇場 電話予約:06-6377-7777
コマ劇場公式サイト
左より: 山崎裕太(稲垣ミノル)、西城秀樹(桐島ユウキ)、麻乃佳世(水木マリア)