シアターフォーラム    
シアターフォーラム 山口祐一郎・匠ひびき 『そして誰もいなくなった』舞台稽古
 ♪10人の兵隊さん食事に出かけた、1人がのどを詰まらせて、残りは9人の兵隊さん。
 ♪9人の兵隊さん夜更かしをした、1人がすっかり朝寝坊、残りは8人の兵隊さん。
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 孤島にある屋敷のパーティに招かれて到着した年齢も経歴も違う8人の男女。数日前に雇われたという使用人夫婦が出迎えるのだが、ホストであるこの家の主は到着が遅れるという。
 そしていぶかしがりながらも皆が夕食を終えただんらんの最中、突然どこからか声が響いて、その場に居た10人全員の過去の罪を断罪し、死刑を宣告する。
 壁に飾られたマザーグースの唄。そして10個の兵隊人形。その唄の歌詞になぞらえて一人、また一人と殺され、同時に兵隊人形の数も減ってゆく。
 犯人はどこにいるのか? 何のために計画された殺人なのか?
 迎えの来ない孤島で、誰も信じられない恐怖の日々が始まる・・・


 ミステリーの女王、アガサ・クリスティの傑作サスペンス戯曲『そして誰もいなくなった』の舞台稽古が、10月31日の初日を前に、東京・新宿のシアターアプルで行われました。
 過去に何度も上演されたことのあるこの作品ですが、今回は新たな翻訳(=丹野郁弓)を行い、劇中に歌や踊りのシーンを取り入れるなど、演出上でも新たな試みがされています。

 出演は山口祐一郎さん、匠ひびきさんを始め、沢田亜矢子さん・天田俊明さん・今拓哉さん・金田賢一さん・長谷川哲夫さん・中島ゆたかさん・井上高志さん・野本博さん・三上直也さんと、舞台、映像で活躍中の実力派が揃いました。

 舞台稽古に先だって行われた会見では、山口さん・匠さんが「緊張でドキドキしています」と言いながら、これが初めての共演とは思えない掛け合いで、息の合ったところを見せます。お互いを「頼り甲斐のあるパートナー。」「側に居るだけで落ち着く」というお二人。舞台の見所を聞かれて、「匠さんでしょう」「山口さんです」言い合うなど、ミステリーの裏側では、出演者のがっちりしたスクラムがあるようです。


左より:匠ひびき、天田俊明、山口祐一郎
後列左より:井上高志、天田俊明
前列左より: 金田賢一、長谷川哲夫、沢田亜矢子、匠ひびき

左より:山口祐一郎、匠ひびき、今拓哉


 公演は
 2003年10月31日(金)〜11月16日(日)
    東京:シアターアプル
 2003年11月20日(木)〜11月26日(水)
    大阪:シアター・ドラマシティ
 2003年11月27日(木)・28日(金)
   名古屋:中日劇場

公演サイト 

この会見の模様は、動画でも御覧いただけるように現在、製作を行っております。
 どうぞ、しばらくお待ち下さい。


左より:山口祐一郎、井上高志、三上直也、今拓哉、長谷川哲夫、天田俊明、金田賢一、匠ひびき、中島ゆたか、沢田亜矢子


左より:井上高志、今拓哉、長谷川哲夫、匠ひびき

左より:金田賢一、長谷川哲夫、天田俊明、沢田亜矢子

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