シアターフォーラム    
シアターフォーラム フィリップ・ジャンティ全作品の原点『ジクムント・フォーリーズ』







『いのちのパレード』『漂流』『忘れな草』『動かぬ旅人』『迷宮』『密航者』、
これら全ての作品の原点、『ジクムント・フォーリーズ』。

 1988年、『いのちのパレード』での初来日以来、9回の来日公演を果たし、その魔法のような舞台で観客を虜にしてきたフィリップ・ジャンティ。
 紙や布、不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使し、人間の無意識の世界を舞台に現出させてきました。

 そのエスプリとユーモア、ポエジー溢れる舞台は、他の追随を許さない独創性と質の高さを備え、世界中で多くのファンを獲得しています。パリ市立劇場を拠点に2〜3年ごとに新作を発表。世界中から出演者を募集し、ワークショップを経て国籍も出身も多種多様なキャストが決定します。

 そして2003年10月、10回目の来日公演となる今回の演目は『ジクムント・フォーリーズ』。1983年に発表されたこの作品は、世界的にヒットした以降の数々の作品のエッセンスをぎゅっと詰め込んだような舞台です。

 この作品でフィリップ・ジャンティが扱うのは指人形。指人形の「語り部」が自分探しの旅に出て様々な場所で様々な人物に出会います。「ハサミに変装した警視」「雨?溝?穴?を売る道化師」「首相の右腕の左腕」「巨大な肉食乳房群」etc...

 この「あなた自身」かもしれない「語り部」と共に、めくるめく自分探しの旅を体験出来る舞台は、今回の日本公演が世界最終公演となりました。

 しかし、この舞台をご覧になった方にも、惜しくも見逃してしまった方にも、注目すべきニュースが伝えられました。
 それは、このフィリップ・ジャンティによる、待望の新作を携えての次回来日公演が以下のように決定したことです。

 フィリップ・ジャンティ・カンパニー 次回作 2004年11月公演決定!
 『LIGNE DE FUITE』(消失点/仮題)  ル テアトル銀座
    (消失点=遠近法の果てにある点。伸びてゆき、消尽線となる点。)

 数年来の沈黙を破り、スイスのローザンヌで2003年1月、遂に発表された待望の新作「LIGNE DE FUITE』

 この新作が2004年11月、待望の来日公演が行われることが決定いたしました!!
 チケットなど公演の詳細は決定次第、お伝えする予定にしております。
 どうぞご期待の上、お楽しみにお待ちください。


   

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