シアターフォーラム    
シアターフォーラム 『羅生門』お披露目インタビュー 2

●やっぱり最初は緊張されましたか
保田 緊張しました! 「もう、同じ舞台に上がっちゃっていいのかな?」という感じだったので。
浅丘 でも、舞台は慣れてらっしゃるでしょう。踊ったりしていらしたから・・・でも、芝居とは違うかな・・・
保田 そうですね。皆ファミリーで、他の女優さんと一緒にということは無かったので緊張だったんですけれど、やっと・・・
浅丘 もう、大丈夫よね。
保田 はい(笑)。

●お正月も全然休みなく稽古されたのですか
浅丘 お正月は31日と1日だけはここの劇場が使えないんですね。その2日間だけは休めました。

●初詣も行かれましたか
浅丘 ええ、行きました。近所の神社に初詣に行きました。でもあんまり混んでいて、横っちょから御参りして帰ってきました。

●今年は節目の年ですけれども、何かお願いされたことは
浅丘 まずこの舞台のことを「お客様が沢山来てくださいますように。」「上手くいきますように。」「台詞を忘れませんように。」色々お願いして、あんまりいっぱいお願いしましたものですから、神様もあんまり御願い事されると困ると言うので、「宜しくお願いします。」と言ってきました(笑)。

●改めて振り返って、早かったですか、長かったですか
浅丘 早かったですね。もう50年経ったなんて、あっという間の気がします。

●今年、そのお祝いで何かをなさるご予定は
浅丘 そういうのは好きじゃないから何もしません。

●日生劇場と言うのは初舞台の思い出深い劇場ですか
浅丘 そう、思い出の『ノートルダム・ド・パリ』でね、客席から出てくるんですね、山羊を抱いて。もう、足が震えてね、出られなくて蜷川さんにパーンと背中を押して貰って、それで出ていったのを良く覚えています。

●今日お集まりの3人は、仲村さんは勿論、保田さんも前回ミュージカルで日生劇場が初舞台というふうに伺ってますが
浅丘 (保田さんに)そうなの?
保田 そうなんです。
浅丘 じゃ、皆、日生(劇場)なんだ。
仲村 そうなんですね。

●特にこの日生劇場にはいろんな思い出が詰まっていると言う感じですか
浅丘 日生ではあと5・6本演らせていただきましたが、何かちょっと節目になる良いものを沢山演っているんですね。谷崎さんの『刺青』とか、泉鏡花の『夜叉が池』とか、樋口一葉さんの『にごり江』とか。良いものを凄くここで演らせていただいているから、ここの劇場は本当に大好きです。

●話は変わりますが、仲村さんと保田さんはお正月はどのように過ごされましたか
仲村 僕も同じように2日間、大晦日と元日しか休んでいなかったので、大晦日は掃除、元日は初詣に行きました、近所の神社に。

●何をお願いされたのですか
仲村 僕は全部ひっくるめて「どうか皆が幸せでありますように」、とシンプルに。
浅丘 凄い、素晴らしい。

●おみくじも引かれましたか
仲村 いや、割と地味な神社なんで(笑)、誰も居ないような神社だったんで、おみくじは無かったです。
保田 おみくじが無いんですか・・・

●保田さんは
保田 私は実家に帰りました。後は初詣に。私もやっぱり地元の神社に行ってきました。

●友達とですか
保田 親と行ってきました。

●ご家族で
保田 はい、家族で。

●では、久々にご家族でゆっくりと
保田 そうですね、5、6年ぶりに一緒に過ごしました。

●お母さんの料理なども沢山召し上がりましたか
保田 おせち料理、無かったですね(笑)。普通のご飯でした。

●おみくじは引かれましたか
保田 おみくじは、ウチの神社も無かったですね。

●浅丘さんはおみくじは
浅丘 混んでいて横っちょでやりましたから、全然そんなの買っていないんです。でも姪がちゃんとお札を買ってきてくれましたから、それを飾りました。


   

 関連ニュース
 

特集・動画ページ


フォロミー 過去のニュース
次のニュース
当サイト掲載の情報・写真等の転載を禁じます。
Copyrigh(c) Theater forum 1999-2007 All Rights Reserved