シアターフォーラム    
シアターフォーラム 『羅生門』お披露目インタビュー 1

●舞台がいよいよ始まりましたけれども、如何ですか
浅丘 もう大変です。年明けで、こういう面白い世界に皆さんを誘えるということは凄く素敵なことだと思っておりますけれども、とにかく中は、もう大変です。
保田 (笑)

●河童役ということですけれども、どのような役でしょうか
浅丘 本当の資料を見ると、河童って、本当はもっと妖怪っぽい、とても怖いものなんです。でも私たちの河童は本当に可愛らしいというか、私も人間に近くなっていく河童ですし、いろんな格好でいろんな風に出てくることが出来、時も場所も自由に行き来出来るので、楽しんで演っています。

●皆さん、河童の見方が変わったということはありますか
浅丘 それは有るかも知れません。もし河童ってこういう感じだったら、一緒に過ごしてみたいな、ってことが有るかもしれませんね。

●仲村さんも見方が変わりましたか
仲村 もともと、あんまりしっかりした河童のイメージと言うのは無かったんですけれど(笑)、ただ本当にこのお話の中の河童たちは妖怪と言うよりも妖精に近いような感じがして、みんな可愛いという感じがします。

●初舞台という事ですが、とても堂々としてらっしゃいましたよね 如何ですか、演じてみて
仲村 初日のカーテンコールの時は、正直言って感動して涙腺が開きかけたんですけれど、「まだ1回目で何感動してんだ!」と自分を叱咤しました。2回目以降は、いろいろ頭の中で「こんなに沢山考えなくてはいけない事が有るんだなあ」というようなことも考えながら演っているという感じです。

●そこが一番苦労された点ですか
仲村 苦労・・・苦労って言うほどでも無いですね。演っていてやっぱり面白いですから、苦労だと感じてはいないです。
浅丘 大したものです、とても初舞台とは思えません。
仲村 いえいえ。
浅丘 本当に私たちよりしっかりしています。もう20何年やっている私でも、もう全くこの方には敵いません。
仲村 いえいえ、とんでもない。
浅丘 本当にしっかりしていて、私が台詞を飛ばそうが何しようがしっかりと受け止めてくれますから、もう凄いです、本当に。

●保田さんはモー娘。を卒業されてから初めての舞台ですが如何ですか
保田 もう稽古の時は泣くわで(笑)、大変だったので、初日はどうしようかなと思って朝からそわそわしてました。ルリ子さんの楽屋にお邪魔してルリ子さんに「どうしましょう、どうしましょう。」って言って幕を開けたんですけれども、いざお客様の前に立つとやっぱり楽しい気持ちも有って、・・・でも毎日緊張のしっぱなしです。

●練習の時に出来なかったという笑いは出来るようになりましたか
保田 出来てますかね(笑)
仲村 出来ているでしょう。
浅丘 出来ているわよね、うん。いっぱい良くなりましたよ、本当に。
保田 本当に皆さんに沢山アドバイスを頂いて、「この台詞はこうした方がいいわよ。」とか、幕が上がってからも、ずっと沢山アドバイスを貰って、家に帰ってやって、次の日「どうでしたか?」って聞くのが・・・
浅丘 凄く良くなって・・・

●浅丘さんには大分可愛がっていただいたんですね
保田 そうですね。いっぱい助けていただいて。
浅丘 (笑)

●プライベートでもでしょうか
浅丘 まだ、そんな暇無いもんねえ、忙しくて。
保田 でも、凄くいろいろ気を遣っていただいて、ビーズのアクセサリーを頂いたりとか、お揃いのものを頂いたりして、最初は凄く緊張していたんですけれども、そういう風に、私からは緊張して話し掛けられないのを、ルリ子さんが話し掛けてくださるので、最近はちゃんと目を見て話せるようになりました(笑)


   

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