シアターフォーラム    
シアターフォーラム 鈴木綜馬さん、ファーストCD「宝もの」発売記念握手会

 現在帝国劇場で上演中のミュージカル『エリザベート』に皇帝フランツ・ヨーゼフ役で出演中の鈴木綜馬さん。
 その鈴木綜馬さんが、初のアルバムとなるCD「宝もの」を2004年3月6日にリリースし、記念イベントとして、4月11日昼の部終演後に帝国劇場ロビーにて握手会を開きました。

 この握手会は今回で3度目(第1回:3月13日(土)、第2回:3月25日(木))となりますが、帝国劇場内でこうした記念イベントが実施されるのは劇場始まって以来とのこと。フランツの舞台衣裳で登場した鈴木綜馬さんは、当日にCDを購入したファンの方々と握手をしながら一人一人に話し掛けたり、サインに応じたり、写真を一緒に撮ったりと交流を計り、その優しい笑顔と雰囲気に、参加された皆さんは改めて綜馬さんの魅力を再認識した様子でした。


 今回のCD発売については、「ひとつ夢が叶いました。」と嬉しそうな綜馬さん。選曲も曲順も自分で考えて創られたそうで、「聴いて頂いた時に何が伝わるかが一番のポイントでした。聴いてくださった方が元気になったり、疲れが吹っ切れたりするCDになればいいなと思います。」と、そのコンセプトを語ります。

 選曲の基準については「人が何かを想うということ。その対象が人であったり、モノであったり、状況・情景であったり、そうしたことに想いを抱きながら毎日を生きているような気がして、想いを発露しているような曲・歌詞を出来るだけ吟味して選びました。」とのこと。
 そして、現在公演中の『エリザベート』から「私だけに」を選んだ理由について、「自分が自分に対して想う唄として入れました。女性の唄ですが、舞台とは別の物として捕らえて貰えれば、試みとしては面白いと思っています。ミュージカルのナンバーは舞台の本編で聴く素晴らしさには勝てませんので、敢えて入れるならシンプルに、自分なりのアレンジにしました。」と語ります。

握手会風景


握手会風景

 今回は楽器と同時録音が多かったそうで、「目の前に弦が十数人、ハープも居て、その中で唄うことに緊張感が有って、そうしたものをくぐり抜けて出来あがったものはとても暖かくて、アナログなCDが出来たと自負していますが、修正がきかないのは次の課題ですね。」と語る綜馬さん。
 「演奏・録音・オペレータなど、多くの方達が心を込めて関わってくださって、手創りで皆で創れたことが今回勝ち取った宝物の経験です。折角産んだので、育てる為に、一人でも多くの方に聴いていただいて、皆の気持ちに報いたい。そのために劇場にお願いして、握手会も開いています。」と、初のオリジナルCDに力が入ります。

 「第2弾も、もし望みが叶うならば出させていただきたい。」という鈴木綜馬さん。このCD「宝もの」が多くの方に聴かれて、支持されるならば、その日は意外と近いかも知れません。

 なお、<第4回握手会>が、4月18日(日)昼公演終了後の15:00頃より、帝国劇場ロビーにて予定されています。当日『エリザベート』を観劇のお客様のみならず、終演時間に帝劇正面入り口に来場されて、「宝もの」を購入された方は握手会に参加出来るとのことです。

 また、このアルバムの発売記念ライブ「鈴木綜馬 音一会」が2004年6月16日(水)・17日(木)の2日間、品川教会グロリア・チャペルで開催されます。
《 開場18:30 開演19=00  料金:前売=6,000円・当日6,500円(全席指定・税込) 》

 CDの詳しいデータや通信販売の方法、また上記ライブなどの情報は下記の東宝ミュージックのサイトをご覧下さい。

握手会会見
東宝ミュージックサイト 


   

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