2001年『西遊記GOCCO』、2003年『わだばゴッホになる』と、新宿コマ劇場で座長公演を務めてきたコロッケさんが、2004年夏、3回目の座長公演となる、人情喜劇『泣きむし万吉奮闘記』「ものまねオン・パレード」の2部構成の舞台を新宿コマ劇場で公演中です。
第1部の芝居では、無実の罪で島流しになり、親分も亡くした時代遅れの渡世人・万吉が、親分の仇討ちに向かった先々で意外な事実に出会う……という、二転三転する物語の中で人の優しさ、絆が描かれた人情喜劇で、舞台俳優としての姿を見せます。
共演は、小松政夫さん、元宝塚歌劇団月組トップ娘役の風花舞さん、せんだみつおさん、曾我廼家文童さんなどで、笑いあり、涙ありの舞台が展開されます。
また、第2部のショーでは、新たなネタをはじめ、100種類ほどあるレパートリーの中から極めつけのものまねが次々と登場、爆笑に次ぐ爆笑に客席が包まれています。
公演前の会見でコロッケさんは「小松さんのギャグ連発にも助けられ、笑いと涙の舞台になりました。緊張はしますが、役者としては一生懸命、皆さんに喜んでいただけるようにしたい。」と抱負を語りました。
共演の小松さんから「舞台俳優としても、持って生まれた才能・素質があります。でも二枚目を照れるので、「二枚目をものまねで演れ!」って言いました。」と、その演技を認められたコロッケさん。
相手役となる風花さんも「本当に素敵で二枚目。」と太鼓判を押します。
2部のものまねについては「新しいネタとして、「冬ソナ」も入っています。ヨン様はじめ3人出てきますが、自分でもイケていると思いますし、「冬ソナ」をご存知の方には笑っていただけると思います。ご存知無い方には「冬のドナタ?」かも知れませんが。」と、その一部を披露。
さらに「三味線、尺八などの和楽器が絡むものまねなど、構成には苦労ましたが、パフォーマンスも入ったショーになっています。是非疲れを吹っ飛ばしに来てください・・・最後は疲れて帰りますけど(笑)。」と、トークも絶好調。
、猛暑が続く今年の夏ですが、泣いて笑って夏バテを忘れてしまえそうなこの公演、ご家族揃ってご覧になるには、うってつけの舞台と言えそうです。