テレビのトーク、バラエティは元より、ドラマ、映画、ラジオ、コマーシャルと、その強烈なキャラクターで文字通り八面六臂の活躍を続ける、ルー大柴さん。
そのルーさんが座長となり、若手のお笑い芸人を率いて行う公演「帰って来た Hey!
Say! ルー 2005 『歌ってスバらしい!』」の製作発表会見が4月3日に行われ、出演者が勢ぞろいしてその意気込みを語りました。
この「 Hey! Say! ルー 」は15年前にルーさんが立ち上げた舞台で、お笑いコンビ・キャイーンの天野よしゆき・ウド鈴木も出演していたという公演ですが、その後ルーさんが忙しくなった事もあり、3回で自然消滅していたもの。
今回、15年ぶりの復活となったのは、昨年50歳を迎えたルーさんが、若手の芸人たちから「一緒に何かやりたい」と望まれて、自身も一からの再出発、原点を見直すために企画し、実現にこぎつけました。
「今回は私の歌を中心に歌による愛の生き方を芝居で描きたい」というルーさんが演じるのは、歌うことだけが取り柄の“18才”大柴亨介。
共演は、その大柴亨介の歌に心ときめかせる同級生に、「初めてのヒロインでドキドキしています。名古屋から母と妹も観に来ます。」という平手舞さん。
そして、「タイトルの“Hey! Say!(平成)”は解りますが、“ルー”は解らないですね、これからは“Hey!
Say! ずん”と成る様に頑張ります」という“ずん”の2人を始め、“カンカラ”“イワイガワ”“浮世絵師”のメンバーが、この2人に絡んでストーリーが展開します。
「若手芸人との共演は難しいかなと思ったけれど、OKでした。」というルーさんですが、演出家からは「若手がやりにくいと言っています。」との突っ込みもあり、「若者からパワーを吸収して、恥をかいても生き様を出そうと思っている。」「この芝居を観て、泣いて貰いたいし笑って貰いたい。」と力が入るルーさんとの間で、果たしてどのようなやりとりが交わされるのか、大いに楽しみなところ。
高校卒業後、ヨーロッパ・アメリカをヒッチハイクで放浪した経験のあるルーさんらしく、物語は世界各地が舞台。日本、韓国、アメリカ、オランダなどを音楽を使いながら再現して行くそうで、ダンスあり、歌あり、立ち回りあり、ラブシーンもあるというエンターテイメント溢れる舞台となります。
また、この公演期間中には“あさりど”(4月16日(土)・17日(日))“エネルギー”(4月15日(金))のライブが同じ舞台で行われるなど、劇場は連日笑いのパワーが全開の日々となりそうです。