「週刊少年マガジン」(講談社刊)で現在も大人気連載中のコミックから始まり、アニメ・ゲームなど様々なメディアに活動を広げて人気を博している学園恋愛コメディー『スクールランブル』。
その個性の強いキャラクター達の織りなす最先端のギャグと恋愛劇が、弾ける楽しさと弾むパワーそのままに舞台化され、7月21日の初日を前にして公演の模様が報道陣に公開されました。
舞台は原作同様、同級生の烏丸大路に恋をしている矢神高等学校2年C組の塚本天満と、その天満に密かに思いを寄せる播磨拳児の二人を中心に展開され、彼らを取り巻く、烏丸大路、塚本八雲、沢近愛理、周防美琴、高野晶、刑部絃子、姉ヶ崎妙、花井春樹、今鳥恭介、一条かれんら、お馴染みのキャラクターが織り成すエピソードを綴ったコミカルな学園生活が描かれます。
製作発表で、脚本・演出を担当する、劇団ビタミン大使「ABC」の宮川賢氏が「漫画では出せない立体感にこだわりながら、漫画の良さを舞台でも出したい。」と語ったように、原作のテンポ、ギャグなどを活かしながら、演出面でも映像の使用や照明効果などにより、ナマの舞台ならではの躍動感と開放感に溢れた『スクールランブル』の世界が繰り広げられます。
キャストもそうした期待と要求に応えるように、力一杯のステージを展開。途中には唄あり、踊りあり、そして矢文と巻物、河童のコスチューム、お面を被ったレスリングなど、コミックでもお馴染みの場面が文字通りの等身大でテンポ良く展開します。
明るく奔放な性格の塚本天満の純な恋心は、純が故にはたからみるとコミカルな方向へ流れ、烏丸が天満の恋心に気づかないのと同様、天満に密かに思いを寄せる播磨拳児の気持ちも、天満にとってはどこ吹く風。そんな恋心の交差する高校生の、真剣だがコミカルな学園生活をポップにテンポよく紡ぎ出す、舞台版『スクールランブル』。
また、劇場のロビーでは『スクールランブル』のグッズも販売。さらに、この舞台の初日となる7月21日に発売された、PS2用ゲームソフト「スクールランブル
ねる娘は育つ。」も体験出来ます。
そして、更に更に! 「この舞台がDVD化して発売される!」という情報もあり、こちらは下記公式サイトでの正式発表を待ちたいところです。
スピーディな展開で、漫画ファンも、アニメファンも、そして、「スクラン」を知らない人も楽しめる、リズミカルな学園ラブコメ『スクールランブル』は、その勢いそのままに、夏の暑さも吹き飛ばす舞台と言えそうです。