インタビュー
 井出らっきょさん−2

井出らっきょさんに聞く−2

backnext
昭和歌謡大全集でオファーがあったときにお受けになった理由は
【井出】 僕ね、本当は芝居というのは自分自身では出来ないと思ってたんですよ。絶対、そういう話もないだろうな、と思ってたら、世界のニナガワから話があって。最初ドッキリカメラかな、と思ったくらいで(笑)。
で、折角だし、初めての芝居だったら、蜷川さんと名前を聞いて、「うわっ、蜷川さん」、最初だったら蜷川先生って。
僕から言わせてもらうと、最初だったですけど、ものすごくやりやすかった。さっき灰皿が飛んできたと言いましたけど、あれは冗談で、本当に僕たちに優しいっていうか。演出とか演技とかに関しては厳しいですけども、普段は全然優しい方です。

井出らっきょさん
今回はミズヲを含めて5人の葬儀屋のお一人、という役どころで、4人のキャラクターの立て方とか、そういった点では
【井出】 最初台本を見て・・・難しいですね、4人が4人とも違うキャラクターで、色んなことは試しましたけどね。じゃ、泣き虫になってみようか、とか、怒りん坊になってみようかとか。色んなことをやってみて、少しずつこういう感じかな? っていうコフィンの姿が自分で解ったような気がしたんですけどね。

井出らっきょさん
野田さんのお芝居を今迄に御覧になったことは?
【井出】 ないんですよ。

じゃ、野田さんの世界に触れるのは今回が初めてということで。蜷川さんの演出で野田さんの脚本としてお読みになって、いかがでしたか? 井出らっきょさん
【井出】 戯曲はなかなか面白いなって感じはしましたけども。あの、ところどころにギャグだか何だか解らない中途半端な部分があって、そこらへんがちょっと困ったりしたんですけど(笑)。
backmenunext
Copyright(c)1999 @nifty Theater forum. All Rights Reserved

[特集宝塚カレンダーベストテンフォーラムデータ週刊FSTAGEWhat'sシアターフォーラムパレットシアターフォーラム会議室(Interway)]