前年の俳優座劇場でのトライアウトを経て、2000年に銀座・博品館劇場でスタートしたタップダンス・エンターテイメント・ショー『Shoes
On!』。
ストーリーやテーマはなく、お馴染みのミュージカルナンバー、スタンダード、そして今はやりのナンバーなどを歌とタップで綴っていく、舞台と客席が一体になって盛り上がることが出来る、理屈抜きで楽しいシアター・ショーです。
実力派揃いの出演者の個性を存分に発揮しながら、歌い踊り上げていく構成の見事さ、これでもかというほどに魅せて見せてくれるタップダンス、合間にホッと和ませてくれるコント、そして演技のうまさ。それらが一体となって、観た人を凄く元気に前向きにしてくれるハッピーなステージ。
毎回毎回の公演毎にパワーアップを重ねて、その勢いのとどまるところを知らない『Shoes On!』ですが、今回の“7”をもってファイナルを迎えることになりました。
そのフィナーレを飾るのは、これまでもお馴染みのメンバーの川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平澤智、玉野和紀の男性陣、そして女性陣は北村岳子、岡千絵に加えて、最後の新メンバーとなる畠山眞葵。劇団音楽座を経て、数々のコンサート・ショーに出演。現在はTAP・バラエティ・ユニット『TAP
DO!』を結成して数々のタップのステージを踏んでいる畠山眞葵がこのファイナルステージにどんな新風を吹き込んでくれるのか。これまでの集大成でありながら、さらなる進化を求めて『Shoes
On! 7』は幕を開けます。
シアターフォーラムでは2000年の第1回から『Shoes On!』の稽古場インタビューや、舞台稽古などを取材、皆様にお伝えして参りました。
今回ファイナルステージを迎えるに当たっても、博品館劇場で最後の稽古を行っているメンバーを直撃。それぞれの想い、そして今回のステージへの意気込み、見所などを伺って参りました。
「今まで『Shoes On!』を観たことの無い人でも、これを観れば『Shoes On!』の全てが解かる。『Shoes
On!』の全てがここに有る。」というベスト版でありながら、更なる未体験ゾーンへの挑戦でもあるという今回の公演。
「それぞれが演りたいもの、演って欲しいものをリクエストしたので、中身は超盛り沢山でタップばっかり・・・でも歌も凄いし新しいナンバーも披露します。今までの中で一番光り輝いたものにしますので、ハッピーになれて頑張れる、皆のパワーを観に来てください!」と、ファイナルに向けて気合の入る出演者全員のインタビューは下記の特集ページより動画でご覧頂けます。
ついにラストを迎える『Shoes On!』
これを観ずしては、2006年のシアター・ライフは始まらない。
是非是非、お見逃しなく。
|