老若男女が安心して見られる東京の笑い“軽演劇”を上演すべく、三宅裕司が師匠と仰ぐ伊東四朗と共に2004年に旗揚げしたのが伊東四朗一座。
この「東京の笑い」を継承してゆくという三宅裕司の趣旨に賛同してくれたメンバーと新たに一座を組んだのが“伊東ならぬ熱海”“四朗ならぬ五郎”熱海五郎一座です。三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博に今年は、新たなメンバーとして南原清隆が加入して、ますますパワーアップしました。
2作目となる公演では、普段彼らの活躍の場であるテレビ局を舞台に物語が繰り広げられます。
毎週激しい視聴率競争を繰り広げている2つのテレビ局、企画会議中、プロデューサーの元に1本の電話が入る。なんとジャングルで、狼に育てられた少女を発見したというものだった。
1人の狼少女をめぐって、2つのテレビ局の男たちが繰り広げる視聴率争い。
笑いどころはふんだんにちりばめられ、時にはストーリーを脱線してどこまでが台本かどこからがアドリブかわからない「熱海五郎一座の東京コメディ」、もしかしたらメンバーたちの私生活も暴露されるかもしれません。
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