宮本亜門演出『太平洋序曲』 出演者募集

 

 2004年11月、“ブロードウェイ初の東洋人演出家”として、宮本亜門がブロードウェイで上演し、2005年トニー賞の4部門にノミネートされたミュージカル『太平洋序曲』(Pacific Overtures)。

 日本では2000年10月、宮本亜門演出により東京・新国立劇場にて翻訳上演され、当時、世界文化賞授賞式のために来日していた同作品の作詞/作曲者であるS・ソンドハイム氏が観劇し「これ以上素晴らしい『太平洋序曲』はない!」と大絶賛。
その推薦により実現した2002年のニューヨーク、ワシントン公演は現地マスコミの高い評価を受け、同年10月の日本凱旋公演を経て、2004年に宮本亜門念願のブロードウェイ・デビューへと繋がりました。

 そのブロードウェイの興奮から6年、再び宮本亜門が『太平洋序曲』を手掛けます。

 今回、上演の舞台となるのは『開国』という扉を開けた地、エポックメイキングな土地、神奈川。
その神奈川、横浜山下町地区に2011年(平成23年)1月、新しく誕生する神奈川芸術劇場(KAAT/カート)。宮本亜門が芸術監督を務める同劇場でのオープニングシリーズとして2011年6月中旬〜7月初旬に掛けて上演され、その後7月下旬まで地方での公演も予定されています。

 そして今回、この公演で少女(武士の娘)役を演じるキャストを一般募集することになりました。

 役柄は少女役を含み、幾つかの役を兼ねることになりますが、特に少女役として、開国当時の日本女性らしい純朴さを、愛らしく表現できる方を求めているとの事。

 応募資格は16歳〜25歳の女性で将来に渡り女優活動を志している方。現在までの演劇経験は不問ですが、日舞が出来、歌唱力がある方。(歌に変拍子などもあるため、楽譜が読めれば尚可。)
そして、2011年4月中旬より始まる歌稽古(東京都内にて予定)から、5月上旬からの本稽古(神奈川芸術劇場内の稽古場にて予定)、2011年6月中旬初日〜7月上旬までの公演(神奈川芸術劇場ホールにて)ならびに7月上旬から7月末頃まで予定の地方公演に全て参加できる方。

 書類応募の締め切りは2010年10月5日(火)必着
実技審査は2010年11月に予定されています。

 応募の詳細、ならびに神奈川芸術劇場についての詳細は下記の「神奈川芸術劇場公式サイト」をご覧になって下さい。

 日本の誇る演出家、宮本亜門と共に新しい『太平洋序曲』をクリエイトするパワーと希望を持っている方。貴女の出番です!!

 多くの方のご応募を期待しています。

 

 

その他の写真

クリックすると拡大して表示されます



CD DVDを探す