アット・ニフティ シアターフォーラム
 あの「日劇の幽霊」が戻ってきた。『ビギン・ザ・ビギン』舞台稽古
 昭和20年、レビューが再開された日劇。その日劇に幽霊が出るという。脅えるダンサー達のために、衣裳部屋に泊り込んだ演出家(風間杜夫)の前に現れた一人の少女(森光子)。彼女こそ、ショーを心から愛する人にしか見えない「日劇の幽霊」だった。
 決して日劇の外に出ることが出来ない、そして、生きていた時の記憶を全て忘れている彼女。なぜ彼女は幽霊となりこの世に戻ってきたのか、。そして二人の関係は・・・

 帝劇11月公演は、長年、有楽町のシンボルとして親しまれた日劇を舞台に、劇場とレビューを愛する人達にささげる愛の物語『ビギン・ザ・ビギン』。その舞台稽古が31日に行われ、帝劇の廻り舞台一杯に作られた日劇のセットと共に、おおらかで陽気な日劇レビューが舞台狭しと再現されました。

 最後の通し稽古を前に開かれた会見では、森光子さんを始め、風間杜夫さん、井上順さんが、「充分に時間を掛けて、密度の高い稽古を重ねて来ました。ダンシングチームの素晴らしさを多くの人に見て貰いたいし、とにかく楽しくて元気の出る舞台です。多くの方に観ていただきたい。」と語り、その出来映えに手応えを感じている様子。

 再演についても「もっと良くしたい。もっと喜んで貰える舞台にしたいと思っていました。幕が上がる前は、いつもドキドキします。舞台の楽しさや緊迫感を是非味わって欲しい」と、にこやかに話す森さん。

 華やかなレビューを随所に散りばめながら、笑いと涙と歌と踊り、そして感動。エンターテイメントの要素が全て詰まったこの作品は、日劇に思い出のある方は勿論、舞台を愛する人々全てに共感を呼ぶのではないでしょうか。


◆公演は11月1日(金)から28日(木)まで、東京・有楽町の帝国劇場にて
◆ご予約は「東宝テレザーブ」 03(3201)7777 まで

東宝公式ホームページ http://www.toho.co.jp

   

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