２００２年夏に、人気劇作家である三谷幸喜氏の初のオリジナル・ミュージカルとして上演された『オケピ！』
舞台はミュージカル上演中のオーケストラ・ピット。登場人物は指揮者と１２人の演奏家たち。“ミュージカルの裏側をミュージカルで描いた”いまだかつてないミュージカル作品は大好評を博し、東京・大阪の公演で延べ７０，０００人の観客を動員する大ヒット作となりました。
今回は、台本・音楽を練り直し、キャストも大幅に入れ替え、２００３年３－４月に東京・青山劇場（５０回公演予定）、５月には名古屋・厚生年金会館（１０回公演予定）／大阪・フェスティバルホール（１８回公演予定）での再演となります。
そのミュージカル『オケピ！』再演の製作発表が１４日に都内のホテルで行われ、今回も作・演出を務める三谷幸喜さん、音楽の服部隆之さんを始め、出演者が顔を揃えました。
（岡田 誠さんのみ地方公演のため欠席）
席上で三谷さんは「僕的には、前回はブロードウェイ・バージョンを目指していましたが、今回はロンドン版、ウェストエンド・バージョンに進化します。初演では初のミュージカルと言う事もあり勢いが勝っていましたが、今回はそれを踏まえ、大人の鑑賞に耐え得る作品に――スラプスティックな動きやアクシデントの面白さよりも、登場人物の心情、思いや、人間関係の複雑な絡みをじっくりと描いていきたいと思います。あと、上演時間が３時間半も有ってスタッフも出演者も千秋楽にはボロボロだったので、今回は２時間４５分を目標にしたい。」と抱負を語ります。
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小日向文世、戸田恵子、瀬戸カトリーヌ、小林隆、川平慈英（左より 敬称略）
天海祐希、白井晃、三谷幸喜（左より 敬称略）
服部隆之、布施明、寺脇康文（左より 敬称略）
相島一之、温水洋一、小橋賢児（左より 敬称略）
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今度はロンドン版？！ 『オケピ！』製作発表
三谷さんの軽妙なトークで、しばしば会場が爆笑に包まれたこの会見。
