1977年8月16日、42歳の若さでこの世を去ってから既に25年余。
今なお世界中で愛されつづけている「キング・オブ・ロックンロール」エルヴィス・プレスリー。
BLUES、ゴスペル、R&B、カントリー・・・、すべての音楽的要素を持った稀有な歌手として登場し、現在のポピュラー・ミュージックは彼から始まったともいえる二十世紀最高のロック・スター。
そのエルヴィス・プレスリーのエンターティナーとしての軌跡を、貴重な映像の数々、そして特殊メイクによって、まさにエルヴィスが蘇ったと思えるマルタン・フォンテーヌの演技・歌唱によって追体験出来るミュージカル『エルヴィス・ストーリー』が、26日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで、アジア初の公演の幕を開けました。
7年間の北米公演で60万人以上の観客を動員したこのミュージカルでは、エルヴィスのデビュー曲の「ザッツ・オール・ライト・ママ」から、エンディングで歌われる「マイ・ウェイ」まで40曲余りが次々と登場。
じっくりと聴かせるスローバラードから派手なアクションたっぷりのロックンロールまで、次々と歌い継がれるヒット曲の数々と、移り変わる時代に合わせた様々な衣裳、客席までも巻き込む華やかな照明・演出に包まれたステージは、50年代から70年代までのアメリカの躍動感・バラエティ溢れる音楽空間、ポップ・ミュージックの原点を体感できるひとときとなるでしょう。
今回の日本公演では、作詞家・音楽評論家の湯川れい子氏が特別監修を行い、また、映像と共に流れるナレーションは、名DJとしてお馴染みの赤坂泰彦氏が担当して、ステージの雰囲気を更に盛り上げます。
エルヴィス・プレスリー・エンタープライズが唯一公認している、マルタン・フォンテーヌのエルヴィスの魂が乗り移ったような演技と歌唱を、その目で確かめてみませんか。 |