シアターフォーラム    
シアターフォーラム 上演1800回 『レ・ミゼラブル』特別カーテンコール プリンシパル挨拶 1

山口「今日の出演者、各自一時間以内で(場内笑)皆様に愛のメッセージを(拍手)、頂戴したいと思います。それでは、改心する前の貧困と差別と苦悩の中に身を沈めている山口バルジャンから、改心し身も心も美しくなった石井さんバルジャンへバトンを。それでは石井さんから愛のメッセージを!」

 石井「ははは。どうもありがとうございます(場内拍手)。たまたま1800回記念公演と言うことで、こんなに暖かい拍手をいただきましてありがとうございます。本当に嬉しく思っております。(山口さんを見て)また、変な祐一郎バルジャンが身近に居ると・・・」(場内笑)

 山口「申し訳ございません」(場内笑)

 
石井「ははは。(山口さんに)何でいつもこの格好なんですか?」

 
山口「あの、心地良いもんですから・・・」(場内笑)

 
石井「はは。1800回ということなんですけど、今日で僕は四百六十何回・・・マリウスを合わせて演っているみたいで(場内拍手)、4分の1くらい出ているそうなんですけれども、本当に月日の流れは速いものだと思いまして。また今回、ジャン・バルジャンという大役を演らせていただくことになりまして、本当にジョン・ケアード(演出)に感謝しつつ、神に感謝しつつ、――まあ「Bring Him Home」の気持ちなんですけれど――とにかく一回一回良くしようと思って、若いカンパニーがみんなが一丸となって、魂を集中して演っていますので・・・」

 
山口「僕も若いです」(場内笑)

 
石井「そうですね。若い人ばかりではない・・・あ、若いですね(笑)とにかく、一回一回大切に演っていってます、毎日毎日。これからも皆さまの温かいご声援をいただければと思います。どうぞ応援してください」
 山口「それでは、ジャベールの嶋さんから愛のメッセージ」

 
「嶋政宏です。今日はどうもありがとうございました(場内拍手)。山口さん、何か教祖みたいですね、喋り方が・・・いつも思っていたんですけれど(場内笑)。それはともかく、こういう1800回という記念の舞台で演じられたことを大変光栄に思っています。最初、ジョン・ケアードさんはイギリス人の演出家なんで、イギリスって辛辣な風刺が発達している国のひとつだとずっと僕思っていたんで、どんな辛辣なダメ出しを延々されるのかな、と思って稽古に入ったんですけど、実にジェントルマンで逆にこちらが気を使うほどの――優しいといったら変なんですけれど――優しい口調で色々僕らに解らせてくれるという、本当に良い意味で肩透かしを食らったような思い出があります。そんな中、リラックスしたまんま皆が舞台に立てるようにしてジョン・ケアードさんはロンドンに戻られたんですけれど、是非また一日も早く戻ってきて、僕たちに優しく色んなダメを出してくれる日を待ち望んでいる今日この頃ですけれども、1800回、今まで色んな舞台があったと思います。しかし、今までの『レ・ミゼラブル』の既成概念に捕らわれずに、これから後の舞台も自由に演っていきたいと思ってますんで、皆さん、残り少なくなってきましたがよろしくお願いします。ありがとうございます」(場内拍手)
 山口「では、ファンティーヌのマルシアさん」

 マルシア「皆さん! こんにちわ(場内笑)。突然言われましたんですけれども、まず、わざわざこの場所に来ていただいた山口祐一郎さん、ありがとうございます。(お辞儀。場内拍手)今回私は、ミュージカルデビュー・・・デビューと言うか2回目でございます。それで今回は色んな意味でファンティーヌという役でお勉強させていただいている事も沢山有り、母親である私でもまだまだ足りないところが一杯有って、ファンティーヌの中で探すことも沢山ございますけれども、これからも・・・まあ、今月は取り敢えずちょっと残ってしまい・・・あれ?(場内笑) 9月未だ有りますのですので・・・日本語オカシイが(場内爆笑)科白はちゃんとしてますが、これからも一寸づつ、もっともっとステップアップを目指して頑張っていきたいと思います。・・・一時間くらい喋るというと・・・いいですね(場内笑)。本当にこれからもどうぞ『レ・ミゼラブル』を応援してください! 宜しくお願いします」

   

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