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シアターフォーラム ミュージカル『イーストウィックの魔女たち』製作発表会見 挨拶-3

司会 アレクサンドラ役の一路真輝さんです。

一路 今回ですね、帝国劇場で今までにないミュージカルをやりたいというお話から、この『イーストウィックの魔女たち』、お話頂いたんですけれども、たまたま私がロンドンに遊びに行っていた時に、実はこの作品を観ていまして、もちろん自分が演るとか、そういう意識が全く無く観ていて、とても楽しい作品で私の頭の中にインプットされていたので、「ああ、偶然とかは無いんだなぁ。」と思って、この作品を演れることをとても幸せに思っています。

 そして今回は本当に初共演の方々ばかりなんですけれども、――涼風さんとは宝塚でご一緒してましたけれども、――がっぷりちゃんと舞台で共演させていただくことも初めてですし、ホントに陣内さんや森さんのキャラクターに負けないように(笑)、頑張らないで演りたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。


司会 続きましてはジェーン役です。涼風真世さん、お願いします。

涼風 私はこの『イーストウィックの魔女たち』、夢が叶います。それは空を飛ぶこと。はい、子供の頃からとっても飛ぶことに憧れていまして、長く長く望んでいまして、今回初めてフライングをさせていただくということで、とってもワクワクしてます。(山田さんに)はい、何でも言ってください。そして、後、一路さんも先ほど仰ってらっしゃいましたけれど、男役時代にいろいろご一緒させていただいた一路さんと、今回は女優として(笑)、こうやって共演が出来るという夢のようなお仕事で、とっても楽しみにしております。そして陣内さん、森さんも宜しくお願い致します。

 この作品、きっと人間の欲望や、いろんなことを考える作品、でもとっても楽しい作品、そして私が今までに演ったことのないアダルトな・・・ちょっと何て言うんでしょう・・・科白の仲にもとても恥ずかしいような科白が沢山出てきますが、その辺を山田さんが私をどう料理してくださるのか、期待しておりますので、皆さんも是非々々観にいらしてください。宜しくお願い致します。


司会 そしてスーキー役です。森公美子さん、お願い致します。

 はい、本当に申し訳ございません。私も飛ばせていただくことになりました。あの、これに関しましてお客さまの不安を煽る一方だと思いますが、あの少々私の場合は飛距離が低いかもしれませんけれども、一応飛ばせていただくということで、皆さんは手動で行くそうですけど、私はウインチで行くという話も有ったりなんかして(笑)、良くその辺は理解しておりませんが、かなり皆さんに期待感と言うんでしょうかね、そういうものだけは、期待感と恐怖感、それだけは、もうまるで何と言うんでしょうか、テーマパークのような劇場になって行くのではないかと思いますので、是非その辺のエンターテイメントさを楽しんでいただきたいという風に思っております。

 それと、このミュージカル、本当に音楽が美しい。そして楽しい音楽ですので、この音楽に触れたことで、皆さんの今度やってくる2004年の、お客さまの生き方も変わるんじゃないかと思うくらい楽しい気持ちにさせてくれるミュージカルでございますので、是非々々いらしていただいて、飛ぶ姿を本当に見ていただきたいというふうに、思っております。ありがとうございました。


   

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