2004年3月から12月まで、全国四大都市を縦断して上演されるミュージカル『エリザベート』
その皮切りとなる東京・帝国劇場公演(2004年3月6日(土)〜 5月30日(日))、全115ステージのチケット一般前売が12月20日に開始され、発売会場となった帝国劇場には、早朝から2890人のファンがチケットを求めて列を作りました。
今回の一般前売は、同日午前8時までに同劇場に来場した方を対象として、まず購入順を決める抽選を行い、その後、抽選で決定した順番に従って10時より発売をするというもの。
一日の購入可能者は1500人となるため、それ以降の番号を引いた場合は翌21日に購入となります。
東宝・帝国劇場側では、寒さを考慮して抽選のスタート時刻まで、先頭から1900人の方を劇場内の客席に案内。さらに抽選がスタートすると、空いた客席にそれまで外で待機していた行列の続きを誘導するなどの心配りを見せます。
東宝ナビザーブ先行、東宝テレザーブ先行、各プレイガイド先行、各カード会社先行など様々な方法でチケット取得に取り組んできたファンの方たちも、今日が最後の大勝負。 抽選後には、あちこちで喜び合う人や、肩を落とす人、電話掛けや他のプレイガイドに走る人など、悲喜こもごもの風景が見られました。
抽選参加者への販売終了後は通常の窓口販売となりましたが、そちらへの来客も終日絶えない状態で、前回の四大都市縦断公演同様、全席完売の人気公演となりそうです。
前売会場に足を運べず、電話でチャレンジした方々を含めて、運・不運はあるものですが、これから前売が始まる他の三会場でも、同様の風景が繰り広げられることでしょう。