シアターフォーラム    
シアターフォーラム ミュージカル『エリザベート』東京公演千穐楽







 2004年3月6日より、東京・帝国劇場で上演されていたミュージカル『エリザベート』が5月30日、全115回公演の千秋楽を迎え、終演後のカーテンコールで主要キャスト7人が満員の観客席に向かって挨拶を行いました。

 最初のカーテンコール2回が終了すると指揮者の塩田さんが観客席に向かってスタンディングをアピール。客席総立ちの中で再び幕が上がり「一路!」の掛け声も掛かる中で前に進み出た一路真輝さんは「本日は(裾を踏んでバランスを崩し)・・・すみません。帝国劇場東宝ミュージカル『エリザベート』千穐楽に足をお運びくださいましてありがとうございました。(一礼)。3月から始まりまして、ストーブから扇風機まで本当に季節の変わる中、この3ヶ月間劇場の皆様、そして出演者全員一丸となって、今日の日を迎えられたことをとても幸せに思ってます。本当に支えてくださった皆様、ありがとうございました。」と出演者一同共々一礼、場内は温かい拍手に包まれます。

 一路さんは更に続けて「今日は2幕の頭で上手のお客様にスピーカートラブルで御迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした(礼)。この公演は何かもうハプスブルグ家のいろんなものが凄く有って、思いも寄らぬ事が色々あるんですけれども、その中、皆で最後まで無事に舞台を勤められた事を凄く今しみじみと良かったなと思っております。
 そして、本来ならば皆から皆様に一言づつお礼を申し上げたいところなんですけれども、今日はキャストを代表致しまして7名、一言づつご挨拶をさせていただきたいと思います。まずは、私の息子二人、和馬君と浦井君です。」と二人を紹介します。

 その後、ルドルフ役の浦井健治さん・笘篠和馬君、マックス役の村井国夫さん、ゾフィ―役の初風諄さん、フランツ役の鈴木綜馬さん、ルキーニ役の高嶋政宏さん、トート役の山口祐一郎さん、エリザベート役の一路真輝さんの順番で、一言づつご挨拶がありました。(このご挨拶につきましては、改めて詳細をお伝えいたしますので、お楽しみにお待ち下さい。)

 そして幕が降りたのですが更に拍手は鳴り止まず、この後も5回のカーテンコールがありました。
 4回目:出演者揃って礼の後、オケに拍手。演出の小池修一郎氏、ルドルフの子役、川綱くんと塩野くん、さらにルドルフ役のパク・トンハさんが登場し、再敬礼。
 5回目:舞台の中央に全員が集まり、前の人座るなどしてポーズ。手を振る中で村井さんだけ下手に退場。
 6回目:出演者は5回目と同じ状態だが、村井さんがオケピットの指揮台に登場し指揮者の塩田さんとやりとり。舞台上はそれを見て大受け。
 7回目:全員で礼の後、順番に両袖に退場。暫くして山口さんにエスコートされた一路さんが登場。2人で礼をして退場。
 8回目:一路さんと山口さんが登場。山口さんがセンターと下手の階段を降り、客席で一路さんに拍手を送り、礼をして退場。

 カーテンコールは合計で8回・25分間にも及び、3か月間に渡った舞台の余韻を惜しむ様に、満員の観客は惜しみない拍手を送り続けていました。


 ミュージカル『エリザベート』今後はの上演予定は
  8月1日(日)〜 8月30日(月) 名古屋・中日劇場
  10月2日(土)〜10月28日(木) 福岡・博多座  
  11月3日(水)〜12月12日(日) 大阪・梅田コマ劇場
 となっており、この熱い舞台はまだまだ続きそうです。


 東宝公式サイト 

 千秋楽カーテンコール動画


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