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シアターフォーラム 小堺一機さん、頚部腫瘤のため恒例の舞台が中止に

 お昼のトーク番組の司会を始め、ドラマ、CMなどで幅広い活躍をしている小堺一機さんが、先日、頚部腫瘤の摘出手術を行い、その後の療養のために毎年8月に行っていた『小堺クンのおすましでSHOW』公演を中止することとなり、所属事務所による説明会見が7月30日に行われました。

 小堺さんと言えば、コメディアン、タレントのイメージを持つ方も多いと思いますが、構成・演出も担当する『小堺クンのおすましでSHOW』は今年で20回目を迎える恒例の舞台であり、その他にも、『THE GOODBYE GIRL』(1997年)『きみはいい人 チャーリー・ブラウン』(2000年)、そして今年の6月には新国立劇場で行われた『INTO THE WOODS』などのミュージカルに出演するなど、舞台俳優としても、そのキャラクター・演技力は高く評価されています。

 所属事務所の説明によると、「昨年の暮れに首にしこりを感じ、専門医に相談したが「問題はない」と言う事で放置していたが、6月上旬の検査で「手術をした方が良い」と言う事になり、7月20日に摘出手術を行いました。」とのこと。
 手術は右頚部を9cm、左頚部を5〜6cm切って行われ、右側からは直径2〜3cmの腫瘤が、左側からも小さな腫瘤が発見されたそうで、形成に時間が掛かったために5〜6時間掛かったものの、患部は全摘出され、手術後の治療は必要なしという事で、28日に退院、現在は自宅で療養しているそうです。

 また、摘出された腫瘤からは一部ガン細胞が見つかったとのことですが、早めの手術であり、全て摘出したために転移の可能性は無い、とのことでした。

 6月上旬の検査で手術が決まっていたということは、『INTO THE WOODS』の舞台は、そのプレッシャーとも戦いながら頑張っていたということであり、また今回の『小堺クンのおすましでSHOW』公演を中止するについても、小堺さんが一番忸怩たる思いをされていることは想像に難くありませんが、ご本人からは復帰に向けての力強いメッセージが寄せられました。こちらに掲載いたしましたので、どうぞお読みください。

 今後は8月一杯は療養につとめるそうですが、喋ることや食事などに不自由は無く、秋には元気に復活した姿が見られそうです。

 なお、既に発売されたチケットの払い戻しにつきましては、こちらに詳細を掲載致しましたので、ご覧下さい。

小堺一機さん

   

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