テレビ、舞台などで活躍しているタレントの「おさる」さんが8月11日に都内で会見を行い、同日より芸名を“モンキッキー”に改名する、と発表しました。
事の起こりは7月にTBS系列で放送された番組の中で、カリスマ占い師の細木数子さんに、芸人としての伸び悩みを打ち明けたところ、「私の言う芸名に改名すれば、全てが上手くいく。」と言われて承諾したこと。そして、その場で細木さんから提示された名前が“モンキッキー”。
その後、改名の実行にはずっと一人で悩んでいたそうですが、この番組が話題となって“モンキッキー”の認知度が高くなり、またインターネットでのファンの意見も“モンキッキー”が優勢だったことなどもあって、「上を目指すために改名したほうが良いのであれば、これを拒む理由はない。お笑い芸人としてやってきて、良くなる方向であれば、全て取り入れたい。」と決心して、今回の発表となったとのこと。
会見場に白のスーツ姿で登場した「おさる」さんは、挨拶の後、筆を取り上げて新しい芸名“モンキッキー”を書き上げ、詰め掛けた報道陣に披露。両親が書道教室を開いていたということで、中々の達筆です。
改名は8月11日に、文字はカタカナで15画、というのも細木さんに改めて相談して決めて貰ったということですが、その細木さんからは「おさるさん、いよいよ改名ですね。これからきっと大変なことになるでしょうね。“モンキッキー”と名付けた意味は、「おさる」のイメージを残したモンキーの「モン」。さらに金の成る木という意味の「金木(きんき」から「キッキー」と。つまり「お金の木に登るモンキー」で“モンキッキー”。この名前にすることで大変な財産を残すようになることと思います。本当に改名、おめでとうございます。私も心からエールを送りますので、頑張ってください。これからのご活躍心から楽しみにしております。」とお祝いのメッセージと花が届けられました。
また、会見には仕事が縁で知り合い、今では本名で呼び合う仲でゴルフ友達でもあるという、元RUNA SEAの河村隆一さんが花束を持って駆けつけ、「最初はピンとこなかったが、“モンキッキー”は明るい音で響きがいい。名前は明るい方がいいですね。」と、こちらも賛成の様子。
そして、かつての相方である「コアラ」さんからも、「モンキッキー襲名、おめでとうございます。コンビを組み本名でスタートしたのが13年前。それから1年後突然の「おさる」に改名。僕も遅れて1年後に「コアラ」に改名。「おさる」と「コアラ」この名前で永遠に行くのだと思っていたのですが、まさか“モンキッキー”だなんて。しかも、あの細木さんによる名前。何かがきっと開かれて行くことと思います。そして僕はもう少し「コアラ」を守っていこうと思います。おさるくん・・・あ、そうか、「おさる」って呼ぶのも今日が最後なんだね。最後に「開け! モンキッキー」という言葉を、お祝いの言葉に変えさせていただきます。」とのコメントが届きましたが、これには「コアラも改名したら良いのに。人間なのにコアラなんて可笑しい」と一言。