“徳川吉宗”と“徳田新之助”と言えば、御存知「暴れん坊将軍」で松平健さんが扮する主人公。その「暴れん坊将軍」が、唄と踊りを巧みに織り込んだ<ミュージカル版・暴れん坊将軍>として10月の新宿コマ劇場に登場、2日に初日の幕を開けました
勿論、主役を演じるのは今年で芸能生活30周年を迎え、今ノリにノッている松平健さん。共演は浜畑賢吉さん、近藤洋介さん、三原じゅん子さん、大鳥れいさん、太川陽介さん、浅利香津代さんなど、個性的かつ実力派の面々。
テレビでは25年間に渡って放送され、舞台でも各地で公演されている「暴れん坊将軍」ですが、常に新しい事にチャレンジを続ける松平さんが自らアイデアを出し、殺陣などの迫力はそのままに、数々のオリジナル曲を加えて練りに練って仕上げたという今回の舞台。もちろんフィナーレには、敵も味方も入り混じり、出演者全員で送る、今や大ヒットとなった「マツケンサンバII」が登場。イントロが流れ出すと満員の客席から手拍子が湧き上がり、ボルテージも最高潮に達します。
初日のステージ上のトークでは、「昨日は中日が優勝、今日は名古屋出身のイチロー選手が大リーグ記録達成と、愛知県出身としては元気が出る話です。」と語った松平さん。終演後に行われた会見では、「客席が満席で嬉しいですね。会場の期待感や、生で観たいという威圧感が伝わってくるし、全体から手拍子が起きるなど今までより客席のノリも良くて。」と初日の反応に充分の手応えを感じた様子。
マツケンサンバIIがヒットして「いままで“上様”とか”新さん”と呼ばれていたのが、最近では“マツケンサンバ”と呼ばれるようになったり、物真似されたりで、ちょっと不思議な感じですね。」と笑顔の松平さん。「自分でも着メロにしていますが、周りから聞こえてくるとやっぱり嬉しいです。近々に振付のCDも出ますので、腰元ダンサーズと一緒にグループで踊ると楽しいですよ。」ということで、年末の忘年会では、あちこちで踊る人が出現しそうです。
「元気の出る舞台ですので、元気が無くなったら観に来て欲しい。」と締めくくった松平さん。
とにかく豪華絢爛、話題沸騰。生のステージでしか味わえないマツケン・ワールドは、御自身で体験しなくては絶対に解からない、ワクワク・ドキドキの世界です!!