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鳳蘭さん
「私がこの世に生まれて来たのはショーをするためだ、と思っているくらいショーが大好きで、宝塚を辞めた時一番悲しかったのが、――もちろん友達・仲間と別れることも悲しかったけれど、――日本でレビューをやっている所が無いことでした。このレビューがまた出来るという事が、もう一番嬉しいので、舞台に立ったら、もう血沸き肉踊るで、こうしよう、ああしようなんか無いです。もう存在自体がレビューです!、私は。」
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榛名由梨さん
「確かにショーの方も大好きですが、宝塚を卒業しましてからは、大体が女性の声で音域が高くなるんですよ。ミュージカルに出していただいていても、ファルセットで高い声を出すので、地声ばっかりでやって来たものだから苦労しました。私自身の成長としましては、今回『風と共に去りぬ』の「♪さよならは夕映えの中で」も歌いますけれども、バトラーの格好をして歌っていた時よりも一味違う歌を表現したい、とか、芝居の中でもバトラーが歌っていた「♪愛のフェニックス」という曲を朧月夜の役で歌わせていただくんですけれども、朧月夜が狸千代を想う様に歌うとか、そういうような工夫をもっとしようと思っています。それと、やはりラテンがありまして、若葉ひろみさんと一緒に「♪ベッサメムーチョ」を歌わせていただきます。」 |
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汀夏子さん
「私は本当に男役が好きで好きで、こんなに辞めてから時が流れたのに、またステージで男役が出来るという事が嬉しくてしょうがないんですよ。それで鳳さんが言ったように足は上がりきらないかも知れないけれど、挫かないように――ダンスも有るという事なので――その事が楽しみです。そして本当にいろんな人と絡んで、こういう宝塚のOGが集まらないと出来ないステージが出来るとワクワクしています。未だ全然通していないし、今日からなんですよ、ちゃんとした歌の稽古が。だからひたすら楽しみにしております。」 |
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安奈淳さん
「私は今年、芸能生活が丁度40周年になります。秋には東京と宝塚で40周年のリサイタルをさせていただきますので、そこで思い切り歌おうと思っているんですけれども、今回はここで何曲か歌わせていただきます。今日からお稽古が始まるんですけれども、一番嬉しいのが鳳さんと汀さんと3人で「♪エルクンバンチェロ」を歌うんです。で、口の中が血だらけになると思うんですけれども、これが凄く楽しみで、どうぞご期待くださいませ。」 |
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峰さを理さん
「私はラテンのコーナーで本当に久しぶりにマリコちゃん=麻路さんと「♪キサスキサスキサス」をやらせていただきます。私がツレちゃんの新人公演をさせていただいていたように、マリコちゃんが私の新人公演だったんです。星組に来てから短い間でしたけれど、――1年くらいだったね――今回は本当に初めて出来るので、とても楽しみにしています。
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平みちさん
「本当に今日からお稽古をいたしますので、何も言う事は無いんですけれど、凄く楽しみにしております。お願いします。」
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若葉ひろみさん
「私も平さんと同じで(笑)、本当に今日からお稽古なもので、どうなるか解りませんけれども、頑張りますので宜しくお願いいたします。」
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こだま愛さん
「宝塚退団後、こういう大きなショーというのは初めてですので、お稽古場で、――昔はいっぱい踊っておりましたが、――その気持ちはいっぱい有るので、お稽古を皆さんと一緒にしながら、いきなり足もガーッと、――前はここまで上がっていたけれど、まあ無理だと思うんですけれども、――その気持ちはいっぱいあるので、稽古を頑張って、でも無理をせず、という感じでやりたいというのと、もう一つは「♪すみれの花咲く頃」を最後に歌わせていただきますので、やっぱり真っ白な気持ちで、宝塚で教えていただいた品格と言うものを、いつも一番大事に思っているものを、ちゃんと持って歌わせていただきたいと思います。」 |
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麻路さきさん
「私は先輩の方から先に言っていただいたのですけれど、「♪キサスキサスキサス」は本当に最初に香盤を見た瞬間に謝りました、「すみません」と言って。ご迷惑をお掛けしないように頑張って音を取りたいと思っております。それと自分のコーナーの方は昔ショーで演った場面を入れていただいているんですけれど、譜面を見たら歌がちょっとで小節数しか書いていないということは「踊りなのかな!?」と。昔は踊っていたんですけれど、何か凄く期待と不安が入り乱れています。精一杯頑張りたいと思っております。」
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月影瞳さん
「私も本当に歌って踊れて、凄く幸せです。またショーの中では若葉さんとこだまさんと一緒に「♪シャンソン・ド・パリ」を歌わせていただきますので、一生懸命、先輩方に付いて行きたいと思っております。」
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