もし、日本にも陪審員制度があったなら…。
戦後最大の司法制度改革として、数年先を目処に導入が進められている、“新裁判制度”を15年前に予見したかのような傑作法廷劇、三谷幸喜作『12人の優しい日本人』。
今年のトニー賞でもリバイバル作品賞、主演男優賞、演出賞の三部門にノミネートされた『Twelve
Angry Men(十二人の怒れる男)』の三谷幸喜版とも言えるこの作品は、1990年に東京サンシャインボーイズ公演として上演され、その着眼点と人物描写の素晴らしさ、そして議論べたの日本人でも陪審員制度が成立するのではないかと思わせるリアリティで、多方面から大絶賛を受け、1991年に再演、1992年に再々演と計3度にわたり東京サンシャインボーイズ公演として上演され、さらに1991年には映画化(監督:中原俊)も行われました。
その初演から15年、この日本の法廷ドラマの傑作が、キャスティングを一新し、2005年版として、12月に東京・PARCO劇場と大阪・梅田芸術劇場
シアター・ドラマシティにて、リニューアル上演されますが、そのキャスティングが主催者より発表になりました。
今公演の12人の陪審員役には、様々な分野で活躍している、人気実力を兼ね備えた役者陣が顔を揃えました。(五十音順)
浅野和之(あさのかずゆき) |
50代男性 |
石田ゆり子(いしだゆりこ) |
30代女性 |
伊藤正之(いとうまさゆき) |
40代男性 |
江ロ洋介(えぐちようすけ) |
30代男性 |
小日向文世(こひなたふみよ) |
50代男性 |
鈴木砂羽(すずきさわ) |
30代女性 |
筒井道隆(つついみちたか) |
30代男性 |
生瀬勝久(なませかつひさ) |
40代男性 |
温水洋一(ぬくみずよういち) |
40代男性 |
堀内敬子(ほりうちけいこ) |
30代女性 |
堀部圭亮(ほりべけいすけ) |
30代男性 |
山寺宏一(やまでらこういち) |
40代男性 |
ちなみに映画版の陪審員12人は以下の通りです。
塩見三省、相島一之、上田耕一、二瓶鮫一、中村まり子、大河内浩、梶原善、山下容莉枝、村松克巳、林美智子、豊川悦司、加藤善博
この公演の情報は、今後も明らかになり次第こちらでお知らせして参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
|