失恋の痛手から自分の居場所を探して、いつの間にかワガママな猫のように居候生活をする女性を、元宝塚歌劇団花組トップスターで、現在は女優として舞台、映画、テレビ出演など精力的に活躍中の匠ひびき。
ゲイバーのママ“マダムG”には、1977年の歌手デビューから、その後俳優としても活躍の場を広げ、近年では『レ・ミゼラブル』『マイフェアレディー』などのミュージカルでもその実力を発揮している川崎麻世。
この二人が、いわゆる“純愛”物語とは対極をなす、ネガティブともポジティブとも言えない微妙な世界を描き出します。
他の出演者には、匠さんの先輩花組トップスターで、舞台を中心にダンス、ミュージカルの実力派として評価が高い大浦みずき。花組芝居退団後も、男性・女性の両方が演じられる俳優として、またボイストレーナーとしても活躍中の深沢敦。劇団四季退団後、ミュージカル俳優として、着実に実力と評価を積み上げて、最近ではドラマなどにも活躍の今拓哉。劇団スーパー・エキセントリック・シアターに所属し、TV、映画、CMなどでキャラクターを活かした存在感が光る野添義弘。「渡る世間は鬼ばかり」の高橋望役として子役デビューし、舞台にも活動を広げて今後の活躍が期待される冨田真之介。
この個性的で実力派揃いのメンバーの、新境地開拓ともいえるチャーミングな演技や、華麗に繰り広げられるという“ゲイショー”にも大いに注目が集まりそうです。
過日行われたトークイベントでは、詰め掛けた約200名のファンの前で、当日渡されたという台本を読み合わせ。「これが本当に初めて読むの?!」と会場から声が上がる程の熱演と、そのハマり振りには会場から盛んな笑いと拍手が起きていました。
「楽しくて明るくて素晴らしいカンパニーが出来きました。是非、お友達やご家族と一緒に観にいらしてください」
とコメントした匠さん。
「早く初日の幕が開けないかと楽しみにしています。1回観て良かったら、2回でも3回でも観に来てください。そのうち皆様を未知の世界へお連れできると思います・・・(笑)」と話す川崎さん。
二度目の共演というお二人の息もぴったりの様子で、公演への期待が大いに膨らむと共に、参加者も大満足の様子でした。
このトークイベントの模様を動画にて掲載しております。御観劇の前に是非ご覧頂いて、その意気込みを感じ取っていただければと思います。
なお、この公演はシアターアプルの後、11月18日(金)の横浜・関内ホールを皮切りに、12月5日(月)の岸和田・波切ホールまで、大阪・名古屋・福岡など全国8都市・9ヶ所で公演が行われます。
全国公演の詳細は、下記のコマスタジアムサイトをご覧になってください。
また、11月13日(日)5:00PMからの公演終演後には、匠ひびき・川崎麻世ら出演者によるトークイベントの開催が決定。参加資格は、その回の公演チケットをお持ちの皆様全員ということで(注意:他の回の公演チケットでは入場できません)、果たしてどのようなエピソードや過激な裏話が飛び出すのか?!。
舞台と共に、こちらも大きな楽しみとなりそうです。