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マリー・アントワネット
・・・ 涼風真世
オーストリア女帝マリア・テレジアの末娘。政略結婚のため15歳でフランス王太子、後のルイ16世の元に嫁ぎ19歳の時にフランス王妃となる。貧困に苦しむ国民を尻目に贅沢かつわがまま三昧な宮廷生活を送り、非難の的となる。フランス革命の激動の渦に巻き込まれ、37歳で断頭台の露と消える。
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マルグリット・アルノー
・・・ 新妻聖子(ダブル・キャスト)
貧困に苦しむ若い女。王妃に貧民の救済を求めるが軽くあしらわれた上に侮辱され、彼女に対する憎しみから革命に目覚める。貧しい人々を救うためならば売春婦に身を落とすこともためらわないほどの正義感の持ち主。その正義感と人望、上昇志向をもって、やがてフランス革命のカリスマ的存在となっていく。
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マルグリット・アルノー
・・・ 笹本玲奈 (ダブル・キャスト)
貧困に苦しむ若い女。王妃に貧民の救済を求めるが軽くあしらわれた上に侮辱され、彼女に対する憎しみから革命に目覚める。貧しい人々を救うためならば売春婦に身を落とすこともためらわないほどの正義感の持ち主。その正義感と人望、上昇志向をもって、やがてフランス革命のカリスマ的存在となっていく。 |
アクセル・フェルセン
・・・ 井上芳雄
スウェーデンの若い貴族で、マリー・アントワネットの愛人。王妃を心から愛し、国民に嫌われる王妃を守ろうと奔走するものの、革命の激流を堰き止めることは出来ない。貧民に対する気遣いも併せ持っている。 |
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アニエス・デュシャン
・・・ 土居裕子
マルグリットの師でもある敬度な修道女。フランスの世情を憂い、神の愛のもとに少しでも多くの貧民のカになれるよう日々祈っている。マルグリットの良き理解者であると同時に、彼女の王妃に対する憎悪をたしなめる一面も。
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ルイ16世
・・・ 石川 禅
フランス国王。国の窮状に心を痛めてはいるものの、王妃を愛しているが故に国政よりも彼女のわがままを優先してしまう。その優しすぎる心と優柔不断さが仇となり、国民や革命家たちから「無能な王」の烙印を押されている。フランス革命の嵐の中で、38歳で処刑される。 |
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オルレアン侯
・・・ 高嶋政宏
ルイ16世のいとこ。ルイを無能と見なし、憎んでいる。王族であるにも関わらず自らその地位を棄て、フランスを共和国にしようとマルグリットや革命家たちにカを貸す。人々を扇動する術を知っている権謀家であるが、やがては彼も断頭台へ送られる。 |
カリオストロ
・・・ 山口祐一郎
錬金術師。不思議なカを持ち、国王夫妻にフランス国家と二人の未来を予言するも、逆鱗に触れて追放の身分となる。神出鬼没で、これから起こる出来事を暗示しながらフランス革命を見守る。この作品の狂言回し的な存在。 |
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ボーマルシェ ・・・ 山路和弘
有名な劇作家。神出鬼没で、王族や貴族に対して批判的。豊かな知恵と知識を持ち、時にマルグリットや革命家たちに力を貸しつつ、フランス革命を見守る。カリオストロと共にこの作品の狂言回し的役割を演じる。 |
ラパン夫人 ・・・ 北村岳子
売春宿「オテル・オルレアン」の女将。マルグリットの面倒も見ている。姐御肌で商売上手。みんなに慕われているが、王妃によって拷問にかけられてしまう。 |
ローズ・ベルタン ・・・ 春風ひとみ
王妃のドレスメーカー。王妃にうまく取り入り、甘い蜜を吸いつつも、保身を図る日和見主義者。 |
ポリニャック夫人 ・・・ 春風ひとみ
王妃の友人であり、寵臣。宮廷生活に退屈している王妃に様々な遊びを教える。 |
ロアン大司教 ・・・ 林アキラ
身持ちの悪さから王妃に嫌われているが、何とかして王妃の寵愛を受け、権力を握ろうと躍起になっている。国王夫妻の失脚を狙う者たちによってその弱みに付け込まれ、かの有名な「首飾り事件」に巻き込まれてしまう。 |
レオナール ・・・ 林アキラ
王妃のヘア・ドレッサー。ドレスメーカーのローズと共に王妃のお気に入りだが、実のところは彼女と同じ日和見主義者。 |
ロベスピエール ・・・ 福井貴一
フランス革命のリーダーの1人。マルグリット、オルレアン侯と共に民衆を導いていく。革命のためならば冷酷無比なことも厭わず、恐怖政治を敷き多くの人々を断頭台へ送る。革命後期には権力闘争に敗れ、彼自身もまた処刑される。 |
ギヨタン博士 ・・・ 佐山陽規
「罪人をいかに苦しませずに処刑するか」という人道的(?)観点から処刑道具の開発に力を注ぎ、ルイと共に「ギロチン」を考案する。 |
ラ・フェルテ ・・・tekkan
王妃の催事係。国家の財政難はお構いなしに、王妃好みの様々な豪華イベントを企画する。ローズ、レオナールと行動を共にすることが多い。 |
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