当代の人気作家である東野圭吾氏のミステリー小説を初めて舞台化するということでも話題を呼んだ劇団Studio
Life公演『白夜行』。
2005年9月〜10月にかけて、東京と大阪で前半となる第一部が上演され、製作発表会見では「まさかこれを舞台でやろうと思いつく人が居るとはとても想像もしなかった。乱暴な言い方をすると「出来るものならやってみろよ」というような感じでOKした。」と語っていた東野氏も、観劇後のコメントとして
「ところが出来上がった作品を目にし、驚嘆した。舞台の上に構築されているのは、まさに『白夜行』の世界そのものだったのだ。」と最大級の賛辞を贈りました。
そして2005年12月1日、これまで起きた様々な出来事の謎と核心に迫る第二部の舞台が、東京・北千住にあるシアター1010でいよいよその幕を開けました。
第一部を御覧になった方には復習をしなくてもそのまま楽しめるように、そして、第二部からご覧になった方にも内容が理解できるように、第一部のキーになるシーンも随所に加えられいます。
1985年の暮れ「昼間に歩きたい。俺の人生は白夜の中を歩いてるようなものやからな」という亮司の心の叫びで幕を下ろした第一部。
1973年、廃嘘ビルでの殺人事件に端を発した、「被害者」の息子・亮司と「容疑者」の娘・雪穂の運命は、これからどうなって行くのか。そしてその事件を執拗に追い続ける大阪府警の刑事・笹垣。
19年という長い年月の末に待っていた真実とは・・・。
このミステリーの結末は、是非皆様ご自身の眼で見届けていただきたいと思います。
なお、キャストは“Studio Life”の通例であるWチーム(“晦”(カイ) と“黎”(レイ)制を取り、亮司を演じるのは第一部に引き続いて山本芳樹(晦)、笠原浩夫(黎)。雪穂は第一部で笠原と組んだ舟見和利が山本との晦チームでペアとなり、黎チームは新たに岩崎大が雪穂役で笠原と組む事になります。
また舞台終了後にトークショーや舞台挨拶が設けられている回もあります。スケジュールの詳細などは下記の公式サイトで御確認ください。
